カナダの中央銀行であるカナダ銀行(BOC)は、2019年に入ってからカナダ国内でビットコイン人気が驚異的に伸びていると、報告書にて発表した。
同報告書によると、驚くべきことに約89%のカナダ国民が「ビットコインとは何か説明できる」と答えたようだ。
この結果は、今年6月にアメリカの主要取引所Coinbaseがアメリカ国民を対象に行った「ビットコイン意識調査」と比較しても、はるかに上回る。
アメリカでは、下図(出展:Coinbase)が示しているように、ビットコインについて認知している国民の割合は全体の58%程度にすぎなかった。
同報告書によると、現在ではカナダ国民のほとんどがビットコインを価値のある通貨だと捉え、長期的な投資対象として優れていると考えている。
しかしその一方、「プライバシー保護に関して不安がある」という点を理由に、ビットコイン支払いに関してはさほど関心がない人々が多いのも現状だそうだ。
アメリカのビットコイン市場の規制は大きな進展が見られず不確実なままだが、他の多くの国々では、ビットコインやブロックチェーン技術に対してより積極的な戦略が成されている。
世界各国の動向次第では、ビットコイン含む暗号資産(仮想通貨)がグローバルに使用される時代はすぐに訪れるのかもしれない。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta