Facebook CEOのマーク・ザッカーバーグ氏の上院公聴会で、ノースカロライナ州の共和党議員テッド・バッド氏は、ビットコイン(XRP)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)は「事実上」の暗号資産(仮想通貨)であるが、Libraを暗号資産(仮想通貨)と認めることはできないとの見解を述べた。

これはLibraにとっては頭の痛いニュースだが、議員自らビットコイン・イーサリアム・リップルの有用性に言及した点については、非常に明るいニュースと捉えられる。

なぜビットコイン・リップル・イーサリアムのみを「事実上」の仮想通貨と述べたのか

バッド氏は、なぜビットコイン・イーサリアム・リップルのみを「事実上」の暗号資産(仮想通貨)であると主張したのかという問いに対し、以下のように説明した。

「ビットコインとイーサリアムに関する議論は、これまで幾度となくSEC(米国証券取引委員会)で行われてきた。その結果、SECのジェイ・クレイトン会長は『ビットコインとイーサリアムは証券ではない』と述べている。それを受けて、これらの通貨を事実上の暗号資産(仮想通貨)だと認めることが可能になった。」

「リップルはしばしばオープンソースではないという意見も聞く。しかし、ISCライセンス(Internet System Consortiumライセンスの略でパーミッシブ・ライセンスのひとつ)の下で機能していることを踏まえると、リップルは十分にオープンソースだと言える。そのためリップルも事実上の暗号資産(仮想通貨)であると述べたに過ぎない。」

「事実上」の暗号資産(仮想通貨)として名前が挙がったこれら3つの暗号資産(仮想通貨)に対し、Libraは十分にオープンソースな通貨と定義できないため、暗号資産(仮想通貨)として認めなかった模様だ。

Libraへの監視が拡大する一方、ビットコイン・イーサリアム・リップルが「事実上」の暗号資産(仮想通貨)だと明言されたのは、明るいニュースだ。

これら3つの暗号資産(仮想通貨)の長期トレンドに対する投資家の信頼が高まることも期待できる。

FacebookがLibra発行に向けてもがき苦しむ中、時価総額ランキング上位3位までを独占する通貨たちは、暗号資産(仮想通貨)としての地位をますます高めていく。

\無料アプリを使って/

暗号資産(仮想通貨)のニュースを逃さずチェック!

すでにdiscordをお持ちの方はこちら!

コインパートナーの公式Twitterアカウントはこちら!