アメリカのワイオミング州で、ビットコインを含む暗号資産(仮想通貨)が市民の間で急速に普及しつつあることが明らかになった。
これまでアメリカ政府は暗号資産(仮想通貨)に関して否定的な姿勢をとり続けてきたため、ワイオミング州で暗号資産(仮想通貨)が普及していることが明らかになったというのは、世界中でも非常に驚きのニュースである。
ワイオミング州内の最新動向について、政治家のタイラー・リンドホルム氏はポッドキャストにて以下のように述べた。
「なぜワイオミング州ではここまで急速にビットコイン含む暗号資産(仮想通貨)が広く普及しているのか。それはわたしたちが、既存の経済に飽き飽きし、新しい経済に飢えているからだ。」
リンドホルム氏はまた、ビットコインのようなデジタル資産が主流になるにつれて、人々の支出行動もまた、急速に変化していくだろうと述べた。
「これからの時代、既存の法定通貨を使用していても、インフレの発生によって、お金を使うためにお金を得るのは非常に難しくなっていく。我々はインフレによって多額の財産を失いかねない。インフレは、政府からの布告や適正な法の手続きは一切存在しないが、立派な『課税』形態のひとつなのだから。」
さらに暗号資産(仮想通貨)に関する税制度や法律に関しても言及した。
「今後、暗号資産(仮想通貨)に関連する議論がますます活発に行われるにつれて、今日の市民のニーズに合わない法律の多くは、最終的には破棄されることになるだろう。現在最も重要なのは、連邦レベルでの税制度の整備だ。ワイオミング州内でできることはすべてやり尽くした。ワイオミング州では、現段階では暗号資産(仮想通貨)に州単位での税金は課さないことを公表している。」
国際的地位を有するアメリカで暗号資産(仮想通貨)が普及すれば、グローバルに暗号資産(仮想通貨)が広まっていく可能性は高い。
それゆえ、ビットコインなど暗号資産(仮想通貨)の実用化に向けて、ワイオミング州の取り組みがもつ社会的意義は非常に大きい。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta