今年春から夏にかけて上昇を続け、6月末には150万円を突破していたビットコイン(BTC)が、今月24日深夜から25日にかけて10%以上の暴落を記録し、とうとう100万円を割った。
それにともない、リップル(XRP)やイーサリアム(ETH)などのアルトコインも次々と暴落している。
一晩で15%超もの下げをみせたビットコインの大規模な急落は、暗号資産(仮想通貨)市場全体に大きな影響を与えている。
この記事では、今回1度の暴落で「暗号資産(仮想通貨)市場全体の時価総額がどれくらい消えたのか」について考察していく。
9月25日15時現在91万円台を推移しているビットコインは、今回の大暴落で時価総額「-12.7%」を記録している。
これは日本円で約2.6兆円もの消失を意味する。
暗号資産(仮想通貨)時価総額ランキング2位のイーサリアムはビットコインの下落幅を上回る「-15.8%」(日本円で約3,600億円)を記録。
さらにイーサリアムの下げ率を上回る勢いを見せたのが、時価総額ランキング4位に位置するビットコインキャッシュ(BCH)だ。
ここ24時間での時価総額変動は「-23.4%」(日本円で約129億円)と、時価総額ランキング上位の暗号資産(仮想通貨)の中では断トツの下げ率を見せている。
また、今回の暴落でリップルは今年最安値を更新してしまった。
リップルは時価総額「-11.0%」(日本円で約1360億円)を記録し、現在は25円台を推移している。
リップルは、ビットコイン大暴落の影響を真っ当に受けた形だ。
時価総額の乱高下が非常に激しく、ますます緊張感の高まる暗号資産(仮想通貨)市場。
今後も市場から目を離せない。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta