ニューヨーク証券取引所も運営する米インターコンチネンタル取引所の子会社Bakkt社が手掛けるビットコインの先物取引が今日開始された。

この記事ではBakkt先物の利点や現在の利用状況、相場がどう反応したか、投資家はどう受け止めているかをまとめた。

Bakktのビットコイン先物取引がスタート

日本時間23日午前9時、注目されていた米Bakkt社による先物取引の提供が開始された。

ビットコインの先物取引は以前から存在したが、Bakkt社は期日にビットコインの受け渡しを実際に行う「現渡し」の先物取引を初めて提供する。

Bakktの利点

Bakkt先物は機関投資家がビットコイン取引を行うために必要な条件を揃えている。

Bakkt社の先物取引には以下のような利点がある。

・米商品先物取引委員会(CFTD)の監督下で厳しい規制・監視を受けるため相場操縦の危険性が低く、価格の透明性が高い健全な取引ができる

・ニューヨーク証券取引所と同等のセキュリティで保護され、不正流出リスクを抑えられる

・Bakkt社がビットコインを保管・保証するため安心して資産を預けられる

・既存金融機関並みの顧客情報確認やマネーロンダリング対策が行われ、悪用されるリスクを抑えられる

Bakktの利用状況

23日16時現在、Bakkt先物の出来高は16BTCと、事前に予想された熱狂からは遠い状況となっている。

機関投資家の関心を呼び込むにはまだまだ時間がかかるだろう。

(画像 ICE FUTURES U.S. - Bakkt Bitcoin (USD) Monthly Futures Contract)

市場の反応

23日9時のビットコイン価格は108万1022円。サービス開始直前の8時と比べて-0.15%のわずかな下落となっている。

先物取引開始は大きな価格変動要因にならなかったようだ。

(参考 TradingViewのBTCJPYチャート 1時間足)

投資家の反応

BAKKTが月曜に開始されるね。価格が上がろうが下がろうが、どちらにしろ私達は歴史が作られる瞬間を目撃する。エキサイティングな時間だわ。

正直言ってbakktが開始されるとは思えなかった。嬉しい驚きだよ。
ビットコインは信頼性を大きく加速させたね。ぶっちゃけ現実じゃないみたいだ。

Bakktが始まったぞ!
ビットコインにとってもうひとつの素晴らしい日だ。

bakktをバカにするのはやめろ
すぐに月まで上るぞ
10万ドルだ

 

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