ビットコインのハッシュレートが大台の100EH/sを超え、過去最高を記録した。
マイニングの採算ラインは大きく上がっていると思われ、なんとしても利益を出したいマイナーからの買い圧力が浮かび上がる。
ビットコインのハッシュレート(採掘難易度)が過去最高記録を更新したと暗号資産(仮想通貨)メディアBTC MANAGERが報じた。
現在は大台の100EH/s(エクサハッシュ。1EH/s=1秒間に100京回の計算量)を超えてさらに上昇している。
(画像 blockchain.info)
マイナー報酬が半分になる「半減期」を2020年に控え、今のうちに少しでも多く報酬を得ておきたいマイナーの競争が激しくなっているのが要因。
ハッシュレートが上がれば、ビットコインの非中央集権化が進んで信頼性が上がるだけでなく、51%攻撃に対するセキュリティも向上する。
また、価格の下落を食い止めることにも寄与すると考えられる。
ハッシュレートが上がるとより高性能なマシンや大量の電気が必要になる。
すると、マイニングをして採算がとれる価格のラインはどんどん上がっていく。
もしビットコイン価格が下がると利益が得られなくなるので、マイナーはビットコイン価格を上げようと必死に買い支えるだろう。
採算ラインから下にはなかなか価格が下がりにくい構造が浮かび上がってくる。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner