今月5日に始まった私募型ビットコインETFが、4日間でわずか4万ドルしか資産を集められなかったと話題になっている。
同ETFを提供するVanEck社は現在もETFの認可について上場審議中で、このETFは制限付きのものだった。
米資産管理会社VanEckが今月5日に開始した私募型ビットコインETF「SolidX」に、今月9日の時点でわずか4万ドル、それも1社しか利用していないことがわかった。
この事実は、暗号資産(仮想通貨)アナリストとして知られるAlex Krüger氏がツイートで指摘し、話題となっている。
https://twitter.com/krugermacro/status/1171219241539973125
ETFは機関投資家向けに作られた投資信託金融商品だ。
今回話題となっているVanEck社は、暗号資産(仮想通貨)ETFの承認に向けてこれまで奮闘しており、業界内での知名度も申し分なかった。
しかしながら、VanEck社が満を持して開始したETFにたったこれだけしか利用者が集まらないのにはちゃんとした理由がある。
それは、VanEck社が現在も暗号資産(仮想通貨)ETFの承認に向けて審議中で、今回のETFは機能が限定されたものであったためだ。
ビットコインが「オワコン」化したわけではなく、制限のないETFが利用できるようになるまで機関投資家たちが投資を見送っただけのようだ。
今後正式にビットコインETFが承認され、機能の制限が解除されることになれば、多くの機関投資家たちが市場に参入することになるだろう。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner