4種類の暗号通貨取引が承認

ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)は、大手暗号資産(仮想通貨)取引所Binanceでの暗号資産(仮想通貨)取引を承認した。これにより世界最大の都市ニューヨークに進出することになる。

このニューヨーク版バイナンスでは、米ドルの価格に固定されるBUSD(バイナンスドル)を基軸通貨として、ビットコイン(BTC)、バイナンスコイン(BNB)、リップル(XRP)の計3通貨ペアが取引される。

 

BUSDとは価格が米ドルに固定されるBINANCEとPaxosの共同開発のステーブルコインであり、Paxosプラットフォーム上で1:1で米ドルに引き換えることができる。

そして今回BUSDを共同開発したPaxosは2015年にNYSDFSが暗号資産(仮想通貨)関連のサービスを提供する会社として最初の承認した会社だ。

同社は2018年に発売されたトークンである自社のPaxos Standardや貴金属、金融商品のトークン化など事業展開を進めている。

そのためBINANCEにとって公正な取引を要求するNYSDFSの承認を得るのに、既に承認を受けブロックチェーンで事業展開を進めるPaxosとの提携は適しているといえるだろう。

今回のNYDFSによる承認をはじめ、今年度BINANCEはマージン取引の開始、新しいデリバティブ商品の開発、暗号資産(仮想通貨)取引ペアの追加など大幅な事業展開を果たしている

Binanceのニューヨーク進出・事業拡大によってさらに暗号資産(仮想通貨)市場は発展するであろう。今後の動向にも注目である。

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