リップルは長期レジスタンスライン突破がカギに

今週の予想レンジ

  • 【最低値】31.49円~【最高値】39.46円(0.285ドル~0.354ドル)

今年に入ってから実需の増加が顕著に合わられているリップルだが、未だにその影響は価格には及んでいない。

今週の大きなリップルニュースとしては、新たに19の金融機関が暗号資産(仮想通貨)リップル(XRP)を国際送金に利用することを計画又は実施していることだ。

世界中に広がるリップルネットワークに期待が高まる。

ではここからはテクニカル分析を用いて、現在の相場を解説していく。 

既に19もの銀行や金融機関が国際間支払いにリップルを使用する計画がある又は実際に使用している。銀行や金融機関には国境を越えて互いに助け合うことがより簡単になるというメリットがある。


先週の値動き

10日20時現在の暗号資産(仮想通貨)リップルの価格は0.316ドル(34.35円)。先週の同時刻と比べるとあまり変化は起きていない。
先週1週間はレンジ相場となっており、長い目で見ると目立った値動きは起きていない。
しかし赤の長期レジスタンスラインによって上昇が押さえつけられていることが、この1週間で再認識することができた。
一時重要ラインの黄緑ライン(0.318ドル:35.35円)を大きく割り込んだあと、強い反発を見せる荒れた1日もあった。

(参考 TradingView XRP/USD 1時間足)

今週の値動き予想

今週の予想レンジ

【最低値】31.49円~【最高値】39.46円(0.285ドル~0.354ドル)

(参考 TradingView XRP/USD 4時間足)

長期レジスタンスラインが強く機能していることから相場は弱気であり、下落トレンドが続いている。

そのため、まずは下落の展開となることを予想する。

下落のシナリオとしては、青ライン(②0.305ドル:33.91円)まで下落するかどうかに注目である。

そこまで下落したのち、反発が弱ければ次は黄緑ライン(①0.285ドル:31.49円)まで下落する可能性が出てくる。

場合によっては30円割れの可能性もある。


しかし、青のサポートライン付近での反発によっては、上昇へと転じる可能性もありえる。

上昇のシナリオとしては、やはりまずは赤の長期レジスタンスライン(④)を明確超えるかどうかに注目である。

オレンジライン(③0.33ドル:36.69円)まで到達するような上昇であれば、明確に超えたと捉えることができ、短期的には上昇トレンドへと転じるであろう。

さらにオレンジラインを超えていくようであれば、水色ライン(⑥0.354ドル:39.46円)まで上昇することが期待でき、40円台も見えてくる。


ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインパートナーの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。