トルコの不動産会社のアンタルヤ・ホームズ(Antalya Homes)社が、2018年に9つの不動産をビットコイン(BTC)で販売していたことを発表。
これはトルコでは国外からの不動産の需要が伸びていることが大きな原因の一つと考えられる。
2017年に国外からトルコの住宅を購入した件数は2万2,234だったのに対して、2018年は3万9,663件まで増加している。
海外から不動産を購入する際には暗号資産(仮想通貨)がとても優れていると、アンタルヤ・ホームズのCEO Bayram Tekce氏は述べている。
「為替差損がなく早く信頼の置ける取引を実現できる」、「すでに暗号資産(仮想通貨)へ投資をしている人にとって、不動産分野への投資は有益」との具体的な考えを明らかにした。
確かに今現在暗号資産(仮想通貨)市場が低迷している中で、ずっとコインを保持し続けることは賢い選択ではないかもしれない。
不動産投資も行き詰まりをみせるなか、海外の人気物件に余計なコスト無しで投資できるのは効率が良いといえるであろう。
自国の強み、世界の金融情勢をがっちり掴んだトルコの不動産会社のナイスビジネスである。
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著者: CoinPartner 編集部 東通貨