ドイツに本拠地を置く世界最大規模のデリバティブ(金融商品)取引所EUREXが、暗号資産(仮想通貨)先物の取扱へ向けて動き出したと現地メディアが報じた。

ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)の3種類を利用した先物商品を取り扱う予定だ。

ヨーロッパ最大デリバティブ取引所が仮想通貨先物取扱い開始へ

ドイツに本拠地を置く世界最大規模のデリバティブ取引所EUREXが、暗号資産(仮想通貨)先物の取扱を開始する予定と、現地メディアが報じた

対象となるのはビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)の三通貨。

EUREXを運営するドイツ取引所グループによると、ビットコインが最高額となった2017年の年末頃から暗号資産(仮想通貨)先物の取扱を検討し始めていたという。

ドイツ取引所グループは暗号資産(仮想通貨)先物以外にもブロックチェーンを利用したプラットフォームの運用に興味を示しているようだ。

以前にもブロックチェーンプラットフォーム「Corda」を利用した証券担保ローンを開発しているHQLAx社との提携を発表している。

EUREXはCMEと並ぶ世界最大規模のデリバティブ取引所であり、このことでヨーロッパから暗号資産(仮想通貨)に再度大きな注目が集まるかもしれない。