Huobiグループが米国市場の開拓のために立ち上げた新興市場Huobi USは6日にUSドル建てでの暗号資産(仮想通貨)取引を開始したことを発表した。

今回の新サービスによって、Huobiネットワークに米国資本が流入し、流動性が拡大していくことが期待される。

Huobi USがドル建ての取引開始を発表

暗号資産(仮想通貨)取引所​Huobi USは6日未明、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、テザー(USDT)の三種類の暗号資産(仮想通貨)での米ドル建て取引サービスの開始を発表した。

世界有数の取引量を誇る暗号資産(仮想通貨)取引所Houbiグループがアメリカに本格進出することとなった。

今回のサービス開始によって、Huobiネットワークに米国資本が流入することが最大の魅力だろう。

Huobi USのCEOであるFrank Fu​氏は「現在同市場には6万人の参加者がいるが、米ドルでの取引が可能になることで流動性がより一層高まる事になる」と期待をあらわにしている。

さらに、最高責任者である Megan Monroe-Coleman​氏は今後の事業展開に関して、将来的に米ドル建てで取引できる暗号資産(仮想通貨)の種類を増やしていく可能性があることを示唆している。

Huobiは世界各国に拠点を持ち、それぞれの法定通貨での取引サービスを開始し、国境の垣根を超えた取引プラットフォームの地位確立を推進していくと考えられる。