リップル(XRP)が2月最安値を記録するなど、弱気相場を抜け出せていない暗号資産(仮想通貨)市場。

主要通貨が軒並み不調に陥る中、トロンプラットフォームを利用した暗号資産(仮想通貨)のビットトレントトークンは前週比で10倍に及ぶ価格上昇を起こしている。

ビットトレントトークン(BTT)は前週比10倍の急上昇

トロンDappsの一つであるビットトレントを基盤とした暗号資産(仮想通貨)、ビットトレントトークン(BTT)は先週比10倍にも及ぶ高騰を起こしている。

BTTは1月28日にBinanceのICOプラットフォーム「ローンチパッド」にて「1BTT=0.00001824BNB」のレートで販売されていた

その一週間後である5日21時時点でのBTT価格は0.00017473BNB。単純計算で960%の価格上昇率となっている

ビットトレントトークンは今後も継続して上昇する可能性

ビットトレントトークンは1月28日にBinanceローンチパッドでのICO後、さらに需要が高まってきている。

その二日後の1月30日にBinanceはBTT上場を発表しており、勢いの良さを見せていた。

Binanceに引き続き1月31日にUpbit、2月1日にOKEx、2月3日にKuCoinにてBTTの上場が発表されており、大手暗号資産(仮想通貨)取引所でのBTT利用が価格上昇の一因となっている可能性も考えられる。

ビットトレントの発表によると、BTTは今後トロンマーケットやCointiger、Bitbnsでの上場が予定されているようだ。

BTTはもともとトロンのメイン事業となることが期待されており、注目が集まっていた。

さらに、上場取引所の拡大というポジティブな要素が加わることによって、価格上昇の期待が膨んでいくだろう。