暗号資産(仮想通貨)ネムの開発・運営を行うネム財団が資金難で破綻寸前であると米メディアCoindeskが報じた。

同社はコスト削減のため、大幅な人員削減を行う予定。

もし、実際に運営団体が破綻してしまった場合には、暗号資産(仮想通貨)ネムの価値が将来的に0円になる可能性も十分にありえるだろう。

仮想通貨ネム開発団体が資金難に 75%以上の大幅リストラの可能性も

暗号資産(仮想通貨)ネムの開発・運営を行う非営利団体ネム財団が資金難で破綻寸前であるCoindeskが報じた

暗号資産(仮想通貨)分析サイトCoinMarketCapによれば、ネムは現在世界18位の時価総額を誇る暗号資産(仮想通貨)だ。

しかしその運営には過剰な広報活動などの影響により、財政難の影がつきまとう。

ネム財団の会長Alex Tinsman氏は、750万ドル分のトークンを資金として拠出するようネムコミュニティへ訴えかけた

この申請が通らなければ、最悪の場合約200人の財団スタッフのうち150人程度をリストラする予定だという。

ネムは日本国内で最もコミュニティ活動が活発な暗号資産(仮想通貨)だ。そのため、ネムを取り扱う日本国内の取引所も少なくない。

知名度の高いネムの運営団体が破綻となれば、国内の暗号資産(仮想通貨)市場にネガティブな雰囲気が波及してしまうだけでなく、将来的に暗号資産(仮想通貨)ネムの価値が0円になる恐れもあるだろう。