​イーサリアム(ETH)は一時約ー15%の暴落で弱気相場継続

​21日16時点でのイーサリアムの価格はドル117.26ドル(12,852円)となっている。前日同時刻の価格125.27ドル(13,723円)と比べると、6.5%の下落となっている。

イーサリアムは昨日の20時過ぎから価格を大幅に落とし、一時107.5ドル(11,783円)をマークした。暴落直前の価格125.5ドル(13,756円)から約15%の下落となった。

現在は長い下ひげをつけて価格を反発し一時は120ドル(13,153円)を超えたが、現在は120ドルライン(紫ライン)の下で価格を推移させている。


イーサリアムを巡るファンダメンタルには十分に注意を払う必要がある。先週はイーサリアムを巡って様々なニュースが報道された。アップデート延期やイーサリアムクラシック事件の真相などが挙げられるが、それらのニュースに素直に反応する印象がある。

相場を予測するときには、イーサリアム関連のファンダメンタルズ情報も気にしておくと良いであろう。


​(出典:Trading View)

イーサリアムは19日に三角持ち合いを上抜けし大きく価格を伸ばしたことから、相場には期待感が広がっていた。その矢先の暴落で相場にはより絶望感が広がっている。

今後も下落トレンドが続くと予想され、再度大幅な下落が起こる可能性もある。


水色ラインを割ったときには再度大幅な下落が起こる可能性が高い。下落の目安としてはまず今回の暴落が止まった108ドル付近(赤ライン)、次に価格として意識される100ドル(10,961円)付近まで価格を落とす可能性がある。


逆に水色ラインで反発し、120ドル(紫ライン)を突破することがあれば大きく上昇する可能性がある。120ドルを突破した後、黄緑ラインを突破することがあれば青ライン(126ドル付近)・オレンジライン(132ドル付近)と順に目指して行く可能性が十分にある。


一時相場に期待感があふれたイーサリアムであったが、再び厳しい状況が続きそうだ。