​ビットコイン(BTC)  三角持ち合い上抜けも上昇はせず

​ビットコイン(BTC)の価格は18日18時で397,900円となっている。前日同時刻価格391,600円​と比べると1.6%の価格上昇となっている。​


ビットコインは今日深夜1時頃から価格を上昇させ、意識されていた三角持ち合いのレジスタンスラインをブレイクする展開となった。

しかしビットコインの価格はそこから大きく上昇することはなく高値は399.300円と40万円を背に反発している展開となっている。

反発はしているものの、三角持ち合い内に再び戻ってくることはなく、現在黄緑のライン(上)はサポートラインとして機能している。

​(出典:Trading View)

この三角持ち合いを抜けた方向に相場が大きく動くと考えていたが、予想とは反する動きとなりビットコインは判断が難しい相場となっている。


ここから40万円を突破すれば三角持ち合いを明確にブレイクしたと考えて良いだろう。その場合上昇のシナリオとしてはまず40万円を突破した後、次は41万円付近まで上昇して行くであろう。もしそこもブレイクするようであれば44.1万円付近を目指して上昇していく可能性も出てくる。


一旦40万円を試す動きがある可能性は高いと考えているが、40万円で反発する可能性は十分にある。40万円に到達しそこで定着するような動きを見せるのであれば、下落の可能性は低くなる。

しかし、逆にすぐに反発するようであれば再び下落する可能性は高くなるであろう。もし反発し、下落が始まったときにはまず、黄緑ライン(上)が目安のラインとなる。

もしそこを割るようであれば、ピンクライン(39万円)・黒ライン(38万円)と順に目指して下落して行くであろう。


意識されるラインがおおく明確な動きが少ないことから、ビットコインは今後の予想をしにくい相場となっている。

今回の上抜けが騙しである可能性も十分あるため、慎重に判断することが必要である。


ビットコインの相場には未だに緊張感が続いている。