暗号資産(仮想通貨)イーサリアムは9日18時時点で155.1ドル(16,800円)となっている。前日同時刻の152.7ドル(16,631円)と比べて1.5%の上昇となっている。
今日の午前10時には一度価格の上昇があり高値162.7ドル(17,721円)をマークしたが、大きなひげをつけて反発している。
イーサリアムは7日上昇チャネル(緑の2本ライン)を抜けてから、レンジ相場が続いている。その理由としてはイーサリアムから派生して誕生したイーサリアムクラシックに51%攻撃があったのも一つの要因に上がるだろう。
身内のコインに技術面の欠陥があったことは、イーサリアムにとってもあまりよろしい状況ではない。しかし現在強気相場が続いているため、暴落までの被害にはなっていない。
今後の注目すべき点はレジスタンスライン(163ドルの価格帯)とサポートライン(150ドルの価格帯)からなるレンジをどちらに抜けるかという点だ。
上昇のシナリオとしてはレジスタンスラインをブレイクした場合、レジスタンスライン(173ドル付近)付近まで上昇するであろう。
下落のシナリオとしてはまず紫のサポートラインを明確に割れた場合、まずは135ドル(14,704円)付近を目指して下落していくだろう。そこも割るようであれば、125ドル(13,615円)付近まで下落する可能性もある。
イーサリアムクラシックの51%攻撃は不安要素であるものの、イーサリアムは来週に重要なアップデートを控えているなど良いファンダメンタルがあるので上昇する可能性は高いと考えられる。
ここからさらなる上昇があればもうじきトレンド転換となる可能性も大いになる。イーサリアムの相場には依然として期待が高まる。
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著者: CoinPartner 編集部 yosuke_kida