​仮想通貨リップル、価格急騰後すぐに暴落で再びレンジ相場か

​25日の午後12時ころ暗号資産(仮想通貨)リップルの価格は安値0.373ドル(41.15円)をマークし、昨日17時に更新した高値0.466ドル(51.40円)から最大で価格比約-20%と大幅な下落を見せている。

昨日の価格高騰では0.4ドル付近(44.12円)の強いレジスタンスライン突破と、良いファンダメンタルが、価格高騰の引き金となったのであろう。しかし主な資金の流入は日本となっていて、ここまでの価格高騰は嵌め込みと考えることができてしまう。昨日の上げはファンダメンタルによるもので、トレンド転換ではないという認識を持ったほうが良いだろう。​

(出典:Trading View)

現在の価格は0.382ドル(42.14円)となっている。大きな下落があったものの、その後の下落では短期上昇トレンドのサポートラインとここ数日で形成されたレンジのサポートラインが重なった0.375ドル(41.37円)で反発している。

意識される価格帯が多いことからレンジ相場となることが予想されるが、長期下降トレンドからは未だ抜けておらず今回の上げでもトレンド転換とはならなかったため、下目線が妥当だ。

ここから価格が下落していくとしても、0.375ドル(41.37円)、0.357ドル(39.38円)、0329ドル(36.29円)のラインは今後意識するべき価格帯となるであろう。

年末のボラティリティーは高く、現在は騙しの多い相場ともなっているため出来高に注意しながら価格を追うと良いであろう。