21日、ビットコイン取引量が激増している。
Coinmarketcapによると、15時の時点で、92億ドルを超えるビットコインの取引が行われ、ビットコイン出来高100億ドル超えも射程圏内となっているようだ。これは、2018年1月の暗号資産(仮想通貨)市場が最も盛り上がってた頃のビットコイン出来高に迫るものである。直近で出来高が100億ドルを超えたのは2018年4月25日だ。
出来高を伴った上昇は、今後のトレンドの方向を決定づける重要なものであり、現在440,000円台まで戻した暗号資産(仮想通貨)ビットコインは、このまま500,000円台への復帰も十分に考慮すべきである。
今までの下落相場の中では見られなかった、明らかな”変化”が起きている。
以下のグラフは、暗号資産(仮想通貨)ウォレットのブロックチェインウォレットの増加数を示したものである。
2018年に入り、暗号資産(仮想通貨)市場は価格だけを見ると減退したかのように見えるが、むしろその潜在的なユーザーは増えているのだ。2017年末から比較するとその数1.5倍となっている。主に、暗号資産(仮想通貨)やブロックチェーンに関する規制が整ったことがこの増加に起因していると考えられる。
しかし、暗号資産(仮想通貨)の価格が下がっていたため、このウォレットの中でのアクティブユーザーは少なかったが、常に投機の機会を伺っていたと考えられる。
このユーザーたちが今の暗号資産(仮想通貨)市場の下落は一旦終了したと感じ、ビットコイン購入のチャンスだと考え取引したことで、このような急激な取引量増加が生じたと考えられる。
現在、アメリカではクリスマスシーズンに突入しており、一年で最も取引量が減るシーズンだと言われている。米国の金融監査局の指導によって2週間の休暇を取る必要があり、多くのトレーダーはクリスマスシーズンにその休暇を取る。
そのため、12月になると為替市場や株式市場は日に日に閑散としていき流動性がなくなるのだ。
そこで、取引がしにくい為替市場や株式市場ではなく、今再び熱を帯び始めようとしているビットコインに投資しようという動きが出てきたのではないかと予測される。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner