ビットコイン(bitcoin)正念場、トレンド転換になりうるか

20日、週半ばの今日は日足で見ると約2週間ぶりとなる​4日連続のビットコイン価格上昇と好調な相場になっている。

今朝の始値は413,321円。午前10:45現在419,000円となっている。連日の上昇に対して様々な意見が飛び交っているが、19日の分析でも言及したとおりショートが更に増加したロング・ショート比の変動から市場参加者の多くは未だ下目線だと判断できる。


一方で、19日に発表された国際問題研究所Atlantic Councilの報告によると、イランでは現在米国の制裁によって経済を維持することが困難になっている。

そこで多くのイラン人がビットコインに目を向けている。大暴落の暗号資産(仮想通貨)市場にもかかわらず、世界最大級のエネルギー補助金が魅力のイランでは電気代が非常に安いため、ビットコインが2000ドルを下回っても、ビットコインのマイニング事業はペイすると試算されている。

イランでのビットコインへの関心の高まりは、今後直接的にビットコイン市場へのさらなる資金流入、市場参加者流入などが予測される。​

このように、ビットコイン市場に参加する非常にポジティブな要因が発表されたことで市場に買いが走る可能性も十分に考えられる。


テクニカル分析では、11月20日から続き何度もラインタッチを繰り返し非常に強く意識されているレジスタンスラインに現在、再度ブレイクのチャレンジをしている。

このラインをブレイクできるかがトレンド転換への第一歩となるため、非常に注目すべき局面だと言える。


昨日のコインチェック取引所正式認可の報道に関して、ポジティブニュースではあるものの、すぐにマネックスグループからの否定の情報など上げきれない局面となっている。

ただ、下目線が多いためこのラインを実体を伴ってブレイクした場合には、大きな上昇が見込めるだろう。


(出典:TradingView)


現在、強く意識されているトレンドラインは11月20日からのものです。

(出典:TradingView)