本日2025年7月7日5時現在の仮想通貨市場概況

仮想通貨市場は小幅上昇しています。ビットコイン、イーサリアム、リップルともに前日比で0.39%〜2.21%前後の微増を記録し、安定した強気基調が継続中です。

ビットコイン(BTC)

  • 2025年後半には価格が180,000USD(ドル)〜200,000 USD(ドル)に達する、との中長期予想があります。また戦略的ビットコイン準備金が米国により策定されるなど、機関の保有拡大が続いています

  • 日本時間午後2時頃:107,800USD(ドル)付近まで一時下押しも、106,000USD(ドル)のサポートラインが意識され反発しました。

  • 日本時間午後10時頃:108,950USD(ドル)付近まで急反発。米国機関の買い支えとETF関連の思惑が背景と見られます。
  • 短期的には、110,000USD(ドル)超えで112,000〜115,000USD(ドル)への上昇ターゲットを視野に入ります。逆に106,000USD(ドル)割れは103,000USD(ドル)付近への調整リスクもあります。

イーサリアム(ETH)

  • ETHは2025年半ばに導入予定のステーキングETFや、ポスト“Merge”技術アップグレードの進展によって注目を集めています。

  • 日本時間午後3時頃:2,500USD(ドル)付近まで下押しするも、引けにかけ再び2,520USD(ドル)台に回復しました。

  • 日本時間午後10時頃:2,563USD(ドル)の当日高値を更新しています。DeFi需要やステーキングETFへの期待感が強い買いを呼んでいます。
  • 短期的には2,560USD(ドル)超えで2,650USD(ドル)目標。逆に2,480USD(ドル)割れで2,420USD(ドル)付近への調整警戒があります。

リップル(XRP)

  • 対称三角形からの上抜けチャレンジ中。2.26 USD上抜け&出来高増が確認されており、2.30USD(ドル)–2.34 USD(ドル)の抵抗突破を目指しています

  • 日本時間正午時頃:2.21USD(ドル)付近まで一時調整するも、その後は再び買い優勢で2.27USD(ドル)水準に戻しています。

  • 日本時間午後10時頃:2.29USD(ドル)の高値をつけました。SEC関連ニュースによる思惑買いが主因です。
  • 短期的には2.30USD(ドル)超えで2.34USD(ドル)、さらに2.50USD(ドル)を目指すシナリオがみえてきます。ただし、オーバーボート警戒からの2.15USD(ドル)付近調整リスクもあり得ます。

初心者ポイントまとめ

  • BTC:現在は強い機関買い支えによって106kUSD(ドル)〜110kUSD(ドル)のレンジで推移中です。110kUSD(ドル)を明確に突破できれば、次は112k〜115kUSD(ドル)を目指す上昇トレンドの可能性大。逆に106kUSD(ドル)を割ると、一時的な調整で103kUSD(ドル)付近までの下落リスクもあります。

  • ETH:ステーキング需要と技術アップグレードが支えとなり堅調です。2,560USD(ドル)突破で再び強い上昇トレンド継続のシグナルになるでしょう。逆に2,480USD(ドル)を割ると、短期調整への警戒が必要です。

  • XRP:SEC合意関連の期待感から買いが優勢。2.30USD(ドル)超えで短期的に2.34USD(ドル)、さらに2.50USD(ドル)を目指す動きも見られます。ただし、テクニカル的には過熱感もあり、急反落リスクにも注意が必要です。

本日は、機関投資家の動向と今後のイベントを前にした慎重な動きが中心でしたが、全体的には底堅さが確認されました。
ファンダメンタルではSEC関連ニュース(特にXRP)や米国のビットコイン準備金構想(BTC)など、今週以降の大きな材料が多く控えています。
引き続き、節目ラインとニュースに注目しながら、冷静に取引することが重要です。