こんにちは、コインパートナーです。4月21日週のビットコイン(BTC/USDT)相場分析と展望をお伝えしていきたいと思います。

先週のビットコインは狭い値幅のレンジ形成によりトレーダーとしては「触る価値なし」の相場となっておりました。上げ下げを繰り返すだけで方向感がなく、値幅も狭いため非常に利益を出しづらい相場でした。テクニカル的には何度も4時間のMAを下抜けを試みたものの抜けることができず、サポートが強力に効いていた印象です。そして、21日月曜の9時から一気に上昇しレンジを抜ける強い動きを見せています。先週1週間抜けられなかったレンジを上抜けしてきたため、中期上昇トレンドが確定したと見て良いでしょう。ビットコインが非常に強いため、アルトコイン含めて現物を積極的に買うのも良いですし押し目で積極的にロングを狙っていきましょう。今週はトランプ関税相場が落ち着き、投資家のリスク資産への回帰相場となりそうです!

ビットコインテクニカル分析

BTC/USDT日足チャート

BTC/USDT4時間足チャート

今週のエントリーポイント

ビットコインは先週1週間続いたレンジ相場を上抜けし、強い上昇を見せています。4時間足MAのサポートが効いているため、4時間のMAに沿って中長期で上昇トレンドに転換すると見ています。さらに、日足の短期MAも上向きに変わり下落相場は一旦落ち着いた様相です。短期的なターゲット価格は4月3日につけた上髭の88,600ドル付近です。この価格帯を明確に上抜けする場合、上昇チャネル上限の9万ドル後半まで継続的な上昇を期待できます。一方、88,600ドルのレジスタンスで押し戻され、さらに先週のレンジ下限を下回るまでの押し目を作ると目線を切り替えていく必要があります。ただ、すべての時間足で短中期MAが上向きのため基本的にはロング一辺倒で攻めていけると考えています。「押したら買い」で積極的にロングをしていきたいと見ています。

今週の注目の注文ポイントについて解説します。

理想のロングシナリオ展開
  • エントリー
    88,600ドル上抜け後買い注文
  • 利益確定
    9,6000USDTで利確
  • 損切り
    84,000USDT

相場一言アドバイス

休むも相場

「休むも相場」とは、相場の世界で古くから語り継がれている格言で、「トレードしないことも立派な戦略である」という意味を持ちます。特に先週のレンジ相場のように方向性が読みにくいときや、連敗してメンタルが乱れているときには、あえてポジションを取らず、様子を見ることで冷静さを取り戻す時間を持つことが重要だという教えです。

仮想通貨トレードでハイレバトレードなどで大きな損失を出してしまうこともあると思いますが、こうした場面こそ「休むも相場」の精神が求められるタイミングです。損失を取り戻そうと焦ってエントリーを繰り返すと、判断が雑になり、さらなる損失を招くことも少なくありません。そんなときは思い切ってチャートから離れ、相場を“見送る勇気”を持つことが、長期的には資産を守る最善策となります。

相場では常にチャンスは巡ってきます。無理に賭けに出るトレードよりも高い確率で利益が出せる機会を待つことも重要です。「休むも相場」は、短期的な利益よりも“継続する力”を重視する、相場師の生き残りの知恵とも言えるのです。

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