こんにちは、コインパートナーです。4月14日週のビットコイン(BTC/USDT)相場分析と展望をお伝えしていきたいと思います。
ビットコインは先週、猛烈に売られる展開だったものの相互関税導入の90日間の延期と中国以外の国への関税を一律10%にするという発表により回復の兆しが見えています。テクニカル的にポジティブな点としては1月から続く下落トレンドラインを上抜けしたことです。長期間価格上昇を抑えつけていたラインを突破したことにより、投資家たちが一気にビットコインを買い戻す動きが期待できます。一方で、トレンドラインを突破したものの上値が重い理由は、日足MAの中長期が下向きであることが考えられます。もし再度トレンドライン内に押し戻されてしまうと、ライン上抜けでロングしたポジションを巻き込みながらの急落も想定されます。トレンドライン上抜けを騙しとして再下落のシナリオも想定した上でポジションを取得した方が良いでしょう。
今週のビットコインは4時間足のMAとトレンドライン上に位置する限りは押し目買いを狙っていけると見ています。先週、75,000ドルでダブルボトムを形成し一気に上昇に転じました。1月から続く下降トレンドラインで押し戻されると予想しておりましたが、強く上昇しトレンドを抜けてきています。次の展開は読みづらいですが、4月13日につけた上髭の88,500ドルまで上昇継続する可能性があります。88,000ドル付近にはレジスタンスラインと日足のMAが集中しているため、ここを上抜けできるかに注目です。上抜けすると強い上昇が期待できますが、下落に転じる場合は81,000付近まで押し目をつける可能性があります。いずれにせよ今は「押したら買い」で積極的にロングをしていきたいと見ています。
一方80,000ドルを割るような下落可能性が出てくる場合はロングは控え、ショート目線へ切り替えていきます。
今週の注目の注文ポイントについて解説します。
移動平均線(MA)は、時間軸ごとに役割が異なるため、ビットコイントレードでは「多時間軸での確認」が非常に重要です。まず、日足や4時間足などの上位足では、75MAや200MAといった長期のMAを使って相場全体のトレンドを把握します。たとえば、4時間足の200MAが上向きで価格がその上にあれば「上昇トレンド継続中」と判断でき、基本的には買い目線で相場を見るべき状況です。
次に、1時間足や30分足といった中位足では、上位足のトレンドに対して押し目や戻りを見極める役割があります。MAで価格が反発しているか、MAの傾きが維持されているかをチェックすることで、エントリーの準備が整っているかどうかが分かります。
そして、5分足や15分足といった下位足では、実際のエントリーや利確のタイミングを判断します。ただし短期足はノイズが多く、トレンドに逆らった方向に動いていることも多いため、上位足と方向性が一致しているかを確認するのが鉄則です。
つまり、「上位足でトレンド判断」「中位足で押し目・戻りの確認」「下位足でエントリー」の3段階で見ることで、無駄なトレードを減らし、勝率を高めることができます。
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著者: CoinPartner 編集部 gohara