こんにちは、コインパートナーです。3月31日週のビットコイン(BTC/USDT)相場分析と展望をお伝えしていきたいと思います。

ビットコインは、先週の週の展望で意識されていた上昇チャネル下限を割れ込み急落しています。先週後半は88,000ドルを抜けて90,000ドルチャレンジしそうな上昇を見せていましたが、トランプ大統領の追加関税によるニュースでNYダウが下落し、それに影響を受ける形でビットコインが急落しました。現在は下落並行チャネル内を推移しており、ビットコイン上昇のファンダメンタルも無いため今週も続落が見込まれます。さらに、日足のMAでデッドクロスが発生することで中期的な下落トレンドへの転換が示唆されています。今週はどこまで下落するか、を注目していきたいと思います。

ビットコインテクニカル分析

BTC/USDT日足チャート

BTC/USDT週足チャート

今週のエントリーポイント

今週はビットコイン価格は続落すると見ています。ロングしている人はポジションを軽くしておき急落に備えましょう。。先週ビットコインは下落並行チャネル上限と日足の短期MAに上値を抑えられて下落しました。これにより日足のデッドクロスの可能性が高まり、中長期の下落トレンドへの転換が予想されます。下落時の短期的なサポートラインは2月末と3月上旬にサポートとして機能した78,000ドル付近のサポートラインです。このサポート付近で一度は反発することが予想されます。しかしながらその後日足MAに再度抑えられる形で78,000ドルのサポートを割れる場合、週足でサポートとして機能している70,000付近までの下落が見込まれます。4月2日に導入されるアメリカ相互関税へのリスク回避の流れで株式市場の下落が続く限り、ビットコインも続落するでしょう。ロングを狙うとしたら上昇チャネル上限を突破してからでも遅くないでしょう。

今週の注目の注文ポイントについて解説します。

理想のシナリオ展開
  • エントリー
    一度80,000ドル割れた後に反発後81,000USDTで売り注文
  • 利益確定
    76,000USDTで利確
  • 損切り
    83,000USDT

相場一言アドバイス

ビットコインで注目すべき指標

3月29日にビットコインが82,000ドルを割り込むまで下落した際に、そのあたりで一度反発するだろうと予想を立てておりました。その際に利用したのがRSI指標です。本日はRSIについて解説します。

RSI(Relative Strength Index)は、ビットコイントレードで「買われすぎ」や「売られすぎ」を判断するために広く使われるテクニカル指標です。0〜100の数値で表示され、一般的に70以上は買われすぎ、30以下は売られすぎとされ、反転の兆しを探る目安になります。特にボラティリティの高いビットコイン市場では、過熱感を確認するのに有効です。

ただし、RSIは見る時間足によって意味合いが異なります。日足のRSIは中長期のトレンドの過熱感を判断する上で非常に重要で、70超えで調整、30割れで反発の可能性を示唆します。4時間足はエントリーや利確のタイミング判断に向いており、日足と組み合わせることで精度の高い判断が可能になります。一方、5分足や15分足などの分足は短期トレードに使われますが、ダマシも多いため、他の指標と併用するのがベターです。

RSIは単体ではなく、移動平均線やトレンドラインと併用し、全体の相場状況を見ながら使うことで真価を発揮します。

Discordコミュニティではビットコインの注文通知を受け取れます!