こんにちは、コインパートナーです。3月24日週のビットコイン(BTC/USDT)相場分析と展望をお伝えしていきたいと思います。

ビットコインは、3月11日につけた77,000ドルを底値として乱高下しながら緩やかに上昇しています。23日夜には2月下旬から続く下落チャネル上限を突破し、一時的に価格が急騰。86,000ドルまで価格を戻してきています。現在は短期の上昇トレンドを推移中。依然として中長期のMAは下落トレンドを示唆しており、今週はこのトレンドが上昇に転換できるかどうかに注目していきたいと思います。それでは今週のビットコイン相場分析を行っていきます。

ビットコインテクニカル分析

BTC/USDT日足チャート

BTC/USDT週足チャート

今週のエントリーポイント

今週も先週に続きビットコイン価格は下落が優勢と見ています。理由としてはまだビットコイン価格は日足短期MAの下で停滞しており、MAに抑えられる形で下落する可能性が高いと見ています。並行チャネル上限の90,000ドルまでは短期上昇する可能性はあるものの、日足75MAが重なるポイントのためそれ以上の上昇は難しいでしょう。さらに、週足を見て頂くと分かるように、週足短期MAを割っており、過去にも短期MAを明確に割った後に一時的に上昇するも、MAで抑えられて下落することがありました。明確に上抜けするまでは下落目線が優勢とみて良いでしょう。

続落する場合には3月中に日足のデッドクロスが発生する可能性がまだ残っています。デッドクロスは長期的な下落トレンドに転じることを意味していますのでロングしている場合には注意が必要です。

今週の注目の注文ポイントは上昇と下落の2パターンで想定しておくのが良いでしょう。

理想のショートシナリオ展開
  • エントリー
    84,000USDTで売り注文
  • 利益確定
    81,000USDTで利確
  • 損切り
    85,500USDT
理想のロングシナリオ展開
  • エントリー
    88,000USDT以上定着で買い注文
  • 利益確定
    94,000USDTで利確
  • 損切り
    85,000USDT

相場一言アドバイス

ビットコインで注目すべき指標

ビットコインのトレードにおいて特に有効とされる指標は「水平線」「トレンドライン」「移動平均線(MA)」「フィボナッチリトレースメント」です。なぜこれらが有効なのかというと、ビットコイン市場の参加者の属性が関係しています。

ビットコインは伝統的な金融商品と異なり、個人投資家の割合が非常に多い市場です。加えて、機関投資家も徐々に参入していますが、株や為替と比べるとまだテクニカル分析に頼る傾向が強いのが現状です。特に個人投資家は、シンプルで視覚的にわかりやすい指標を好む傾向があり、これらの基本的な指標が多くの人に使われています。

水平線」は過去の高値・安値を基準にサポートやレジスタンスを見極めるための指標で、多くのトレーダーが意識する価格帯と一致することが多く、反発やブレイクの判断に非常に役立ちます。

トレンドライン」もまた視覚的にトレンドの方向性を捉えやすく、特に上昇・下降の勢いを判断するのに有効です。

そして「移動平均線(MA)」は、25日や200日といった期間での価格の平均を示し、中長期のトレンドの方向性をつかむ上で不可欠です。さらに「フィボナッチリトレースメント」は押し目買いや戻り売りのポイントを探る際に活用され、相場の調整局面を読むのに効果的です。

これらの指標は相場参加者の多くが見ているからこそ“意識される”ラインになりやすく、結果的に反応も出やすいのです。ビットコインのように値動きが激しい市場こそ、シンプルで実績のあるテクニカル指標を使いこなすことが、安定したトレードを行う上で重要になります。

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