こんにちは、コインパートナーです。3月17日週のビットコイン(BTC/USDT)相場分析と展望をお伝えしていきたいと思います。
ビットコインは、3月11日に77,000ドルの長期トレンドラインタッチまで下落し、乱高下の激しい1週間となりました。84,000のレジスタンスを一時上抜けしたものの上昇が続かない上値が重い状態が続いています。中長期トレンドは依然下落トレンドは変わらないため、上昇したら売り場を探す展開が続きそうです。それでは今週のビットコイン相場分析を行っていきます。
今週は引き続き売り場を探していきましょう。下落時は上昇時よりも一気に価格が動くため、大きく利益を狙えるチャンスです。日足の200MAに抑えられる形で85,000ドル以上の上値が重い展開が続いており、目標ポイントまで上昇せずに下落する可能性はあります。ただし、焦って売ると急な上昇に巻き込まれることもあるため売りのチャンスがくるまで待つことも大切です。反発上昇する場合は79,000~80,000ドルをサポートとして上昇も想定しておきましょう。
なお、依然として3月中に日足のデッドクロスが発生する可能性は残っております。デッドクロスは長期的な下落トレンドに転じることを意味しています。デッドクロスが成立するかどうかも今週の注目ポイントとなります。その場合の一旦の価格目標としては、週足の上昇トレンドラインの70,000ドル付近になると想定しています。
今週の注目の売りポイントは日足の25日MAと下落トレンドラインが重なる価格帯です。
平行チャネルとは価格が一定のレンジ内で上下に動くトレンドを示すパターンの一つです。サポートライン(下限)とレジスタンスライン(上限)を平行に引くことで価格の推移や目標価格を視覚的に捉えやすくする方法で、ビットコイントレーディングでもよく使われる指標です。特に大きく相場が動いた後にはレンジ内で上下する場合が多く、その際に平行チャネルを活用することができます。
また、重要なポイントとして平行チャネルは大局的なレンジ(長期レンジ)と局所的なレンジ(短期レンジ)の複数が引ける場合がありますが、より意識されるのは長期レンジです。トレードスタイルとしてスイングトレーダーは大局的なレンジを見てトレードし、デイトレーダーのような短期トレーディングを好む方は短期レンジもチェックして売買することをお勧めします。
現在のチャートを例に取ると上記の画像のように大局的には下落チャネル内を推移しています。一方で、短期的には下値を切り上げながら上昇の平行チャネル内を推移しています。短期トレードする場合は上昇チャネルを意識してトレードし、中長期でトレードを行いたい方は下落のチャネルを意識してトレードすることができます。
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著者: CoinPartner 編集部 gohara