こんにちは、コインパートナーです。3月第2週のビットコイン(BTC/USDT)相場分析と展望をお伝えしていきたいと思います。

ビットコインは、3月2日のトランプ大統領の仮想通貨を戦略準備金とする大統領令を発するというポストをキッカケとした大陽線を否定し、先週は乱高下の激しい1週間でした。上下の動きは大きかったものの三角保ち合いを形成し、対局的な方向感は出ないチャートとなっておりました。しかしながら、3月9日(日)夜に保ち合いを下抜けしてからは急降下し、$80,000を割り込む形となっております。今週は下落トレンドになると想定して、逆張りのロングは控えてトレーディングしていきましょう。

ビットコインテクニカル分析

BTC/USDT日足チャート

BTC/USDT週足チャート

今週のエントリーポイント

今週は売り場を探していきましょう。下落時は上昇時よりも一気に価格が動くため、大きく利益を狙えるチャンスです。旧なショート狩りを狙った急騰を防げるようストップロス設定は必ず行いましょう。

日足は200MAを割れ、明確に下落テクニカルが出ています。下落のターゲット価格は、週足チャートの75日MAと上昇のトレンドラインが重なる68,000ドルまでが視野に入ってきています。

さらに、3月中に日足のデッドクロスが発生する可能性まで出てきております。デッドクロスは長期的な下落トレンドに転じることを意味しています。一部では「バブルが終わったのでは?」という声も出てきておりますが、デッドクロスが発生するとバブル終了が現実味を帯びてきます…。

注目の売りポイントは2点。ポイント①のように一旦反発した場合に25日MAと重なる価格帯で最下落を狙っていきましょう。

反発せずに続落する場合には、ポイント②のようにサポートラインを明確に抜けた位置からショートを狙いましょう!

理想のシナリオ展開
  • エントリー
    84,200USDTで買い注文
  • 利益確定
    68,000USDTで利確
  • 損切り
    88,000USDT

相場一言アドバイス

トレンドを読むには長期足のMAに注目!

トレーディングの手法に「順張り」「逆張り」という言葉があります。「順張り」はトレンドに沿ってポジションを取得する方法、「逆張り」はトレンドに逆らったポジションを取得する方法です。どちらの戦略を取るかは人それぞれ好みに寄りますが、一般的に継続的・安定的に利益を上げるには「順張り」が鉄則と言われています。「逆張り」は一発逆転を狙える可能性はありますが、トレンドに逆らったポジション取得方法のため想定外の損失を被る可能性が高くなります。

と考えると「トレンド」の判断が安定的にトレーディングするには重要になってきます。このトレンドを見る一つの指標がMA(Moving Average:移動平均線)です。「移動平均線」は日々の終値を平均して描かれるラインです。平均する日数によって25日移動平均線(25MA)、75日移動平均線(75MA)、200日移動平均線(200MA)など複数の線が引かれます。このMAを使って長期トレンドを判断する際は、一般的に日足・週足・月足の移動平均線を重視します。日足の25MAの下落は短期的なトレンド転換のサインで、75MAの下落は中期的な下落傾向を示唆すると言えます。日足の200MAが下落に転じると中長期で下落トレンド転換が示唆されます。このトレンドに沿ったポジションを取ることを意識することで勝率が大きく変わってきますので、意識して見るようにしましょう。

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