最近のビットコイン(BTC)の市場での好意的な動向に反して、イーサリアム(ETH)の価格上昇余地が限られている可能性が指摘されている。
分散型金融(DeFi)のオプションプロトコルのデータによれば、ETHに対するトレーダーの見方はやや懐疑的である。
10月13日にCointelegraphが報じたところによると、Deriveの創設者ニック・フォースター氏は、ETHのコールオプションの購入が少なく、価格上昇に対する期待が控えめであると述べた。
Deriveのデータによれば、ETHのコールオプションの売り(価格が変わらないか下がると予想される場合に売られる)が34.5%で、コールオプションの買い(価格が上がると予想される場合に買われる)は15.5%に留まっている。
このデータから、トレーダーは短期的な価格上昇に対して慎重な姿勢を示しており、ETHの上昇余地が限定的である可能性があると考えられている。
また、フォースター氏はビットコインのオープンインタレスト(OI)が75,000ドルや100,000ドルの行使価格で大きな注目を集めている点に言及し、ビットコインの動向が市場に大きな影響を与える可能性があると指摘している。
本記事は「コインテレグラフ:Ethereum traders see limited ‘upside’ in ETH price beyond $2.6K」を参考に作成しています。
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著者: CoinPartner 編集部 Kawakami