サークル社は、マサチューセッツ州ボストンからニューヨークのワールドトレードセンター最上階に本社を移転する計画を明らかにした。
この移転は2025年初頭に完了する見通しで、同社にとって重要な戦略的ステップと位置付けられている。

本社をニューヨークへ

CEOのジェレミー・アレール氏は、ニューヨークが仮想通貨分野において圧倒的な地位を持つ都市であり、同都市の活発な規制環境と技術エコシステムが、同社の成長と仮想通貨の普及において重要な役割を果たすと強調している。
ニューヨークは世界中で仮想通貨とブロックチェーン技術の革新を促進する都市のひとつであり、サークルはその中心に立つことで、米国の経済リーダーシップをさらに強化したい考えだ。

アレール氏はまた、仮想通貨、特にステーブルコインが今後ますます成長し、2025年にはその普及が主流になるだろうと述べている。
今年は仮想通貨産業にとって大きな転換点であり、特にステーブルコインの重要性が増しているという。
同氏は、サークルの新本社は従来のオフィスとは異なり、社員やパートナー、政策立案者、開発者が集まり、新しいインターネット金融システムを構築するための協力の場として機能することを目指していると述べた。

アレール氏は、「USDCはデジタルドルにおいて世界で最も重要なインフラの一つであり、ニューヨークに新たな本部を置くことで、安定性、信頼性、信用をさらに高めるだろう」と強調している。
また、新しい本社で構築されるインフラが今後100年間にわたり世界経済に影響を与える基盤となると自信を示した。

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この記事はCryptoSlateの「Circle CEO claims US is on the path to becoming the “decisive leader” in crypto」を参考にして作られています。