大手投資会社ブラックロックが、運用資産額(AUM)において最大の仮想通貨上場投資信託(ETF)プロバイダーとなった。
この動きは、仮想通貨ETF市場における新たな勢力図の変化を示している。
ブロックチェーン情報会社アーカムによると、ブラックロックのETF保有量が、長年の仮想通貨ETFリーダーであるグレイスケールを上回った。
ブラックロックのiShares Bitcoin Trust(IBIT)とiShares Ethereum Trust ETF(ETHA)の合計オンチェーン保有量は、グレイスケールの各種信託を1,460万ドル(約21億4,620万円)上回っている。
アーカムは次のように報告している。
「ブラックロックのETF保有量:21,217,107,987ドル(約3兆1,189億1,874万円) グレイスケールのETF保有量:21,202,480,698ドル(約3兆1,167億6,462万円)」
ブラックロックはすでに世界第3位のビットコイン保有者となっている。
ブルームバーグのETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏は、ブラックロックが仮想通貨の謎の創設者サトシ・ナカモト氏を上回るビットコインを保有する軌道に乗っていると指摘している。
バルチュナス氏は「ブラックロック単独ですでに3位で、来年後半には1位になる軌道に乗っており、おそらく長期間その位置を維持するだろう」と述べている。
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著者: CoinPartner 編集部 東通貨