米国証券取引委員会(SEC)が、イーサリアム(ETH)ベースの分散型取引所Uniswapの運営者との関連について、複数のベンチャーキャピタル(VC)企業に書簡を送付したとの報道が出た。

この動きは、SECの仮想通貨業界に対する監視強化を示唆している。

SECの調査対象

オンライン出版社Axiosの報道によると、SECはアンドリーセン・ホロウィッツやユニオン・スクエア・ベンチャーズなどのVC企業に、Uniswap Labsとの関連について書簡を送付した。

これらのVC企業は、Uniswap Labsに創業以来1億7,000万ドル(約249億9,000万円)以上を投資しているという。

Uniswap LabsへのSECの注目

この報道は、SECがUniswap Labsに対してウェルズ通知を送付してから約4ヶ月後に出された。

ウェルズ通知は通常、SECが証券法違反の可能性について調査を行っている際に発行される。

Uniswap Labsの最高法務責任者であるマービン・アンモリ氏は、SECの主張が「弱く、間違っている」と反論している。

アンモリ氏は「トークンは単なるファイル形式であり、PDFやJPEGのようなものだ。トークンはあらゆる価値を表すことができ、圧倒的に商品(BTC、ETH、ステーブルコイン)やミーム、有用なネットワークへのアクセスを表している」と述べている。

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