戦略まとめ

ビットコインテクニカル分析

BTC/USDT日足チャート

BTC/USDT4時間足チャート

上昇シナリオ

結論:63,160 ドルなどの上位足水平ラインでの反発上昇が狙える状況

本日のETH相場は21時30分発表の米国GDPを意識して、様子見の状況が続く展開になっている。

ただし、US時間に掛けて上位足反発ライン3,110ドルで強く反発されているため、イーサリアムの今後の値動きを予測する場合はこのラインを起点に「下振れするか?」「反発で大きく上昇するか?」が大きなカギとなるだろう。

買いエントリーを狙う場合は、現在値が200MA(白ライン)を上にクロスし、1時間足の3つのMAが上向きに転じるまでは待つ必要があるだろう。

現状を見る限り、本日中に買いエントリーのシナリオが発生する可能性は低いと見ているので、来週以降の買いシナリオに期待する。

エントリー:1時間足レベルで押し目買いを形成したとき(3,280ドル付近)
利確:3,390ドルで反発されたとき
損切り:エントリー時の直近安値を実体で超えたとき

下落シナリオ

結論:63,160ドルまでの下げを意識して戻り売りが検討できる状況

現在の1時間足を見てみると、80MAが200MAを下にクロスし、1時間足レベルでの下落トレンドを形成している。

そのため、今後1時間足でショートエントリーを狙う場合は「3,110ドルラインを下振れるか?」に大きく注目する必要がありそうだ。

この重要ラインは過去に反発ラインとして機能していたこと以外にも、現在の日足チャートの上向き200MAと同じ位置にいるため、長期トレーダーの上昇圧力があるポイントである。

そのため、このラインの下振れと共に、戻り売りを形成したときには短期的な下落幅を狙ってショートエントリーが検討できるだろう。

エントリー:1時間足の20MAが下向き修正後に戻り売りを形成したとき(3,080ドル付近)
利確:3,000ドルで反発されたとき
損切り:エントリー時の直近高値を実体で超えたとき

注目ニュース&相場一言アドバイス

1時間足と日足のトレンドが衝突しているので、方向性が定まらない

今週のイーサリアム相場は、週初めのビットコインの上げに伴い上位足と連動して上昇トレンドを形成してきたが、週終わりには下落が加速する展開になった。

この下落の大きな要因として「日銀の利上げと米国パウエル議長による次回のFRB利下げ観測=日米金利差縮小による仮想通貨から円への逃避行動」が考えられる。

今回の日銀の利上げはこれまでの行動を見てみると非常に珍しいものなので、多くの投資家が日本円高により、仮想通貨や株式などのリスク資産市場にマイナスの動きが広がると感じたのだろう。

ただし、コインパートナーとしては来週の週初めからテクニカル分析が優先の市場が再度始まると見ているので、ここからイーサリアムが再度大きく伸びていく可能性は十分にあると見ている。

デリバティブ基本データ

取引高 +14.44% $30.92B
未決済建玉(OI) -1.96% $14.06B
オプションの出来高 -39.73% $625.97M
オプションの未決済建玉 +2.18% $10.24B
24時間の間に清算されたロング $51.72M
24時間の間に清算されたショート $11.00M

参照:https://www.coinglass.com/ja/currencies/BTC

ファンディングレート(FR)・未決済建玉(OI)分析

参照:https://www.coinglass.com/tv/Binance_BTCUSDT