戦略まとめ

ビットコインテクニカル分析

BTC/USDT日足チャート

BTC/USDT4時間足チャート

上昇シナリオ

結論:来週までに短期・中期・長期MA(青・赤・白)が上向きに修正されれば、短期的なロングが見込める

本日のBTC相場は、先日CPI予想下振れの結果を受けて、一時的な変動が見れたが、これまで強く意識されている59,660ドルできれいに上ヒゲを残して反発された。

その後は、市場のボラティリティがあるものの、相場の方向性が定まらない局面が続き、ロング&ショートの両方でポジションが狙いにくい状態になっている。

ただし、今週の休日に掛けて上昇トレンドが形成されていき、3つのMAが上向きに修正されれば、4時間足レベルの抵抗ライン59,000ドル付近までの短期的なロングエントリーが検討できるだろう。

エントリー:MAが全体的に上方向になった時に、短期足で上昇ダウを形成したとき(58,300ドル付近)
利確:60,000ドル付近で反発したとき
損切り:エントリー時の直近安値を実体で超えたとき

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下落シナリオ

結論:200MAは引き続き下向きなので、短期・中期も下振れされれば、ショートエントリーが狙える。

先日は米CPIの結果により、仮想通貨だけでなく金融市場全体が影響を及ぼされたが、BTCは59,660ドルできれいに上ヒゲを残し反発が機能している。

重要経済指標による変動にもかかわらず、これほどきれいに機能していると多くの投資家が、この水平線を気に決済を意識する=抵抗力が強い

また、4時間足チャートを見てみると、下落ダウを再形成しており、80MAにサポートされる状況になっている。

そのため、来週までに3つのMAが下向きに変わっていけば、上位足の下落サポートも活用した、期待値の高いショートエントリーが検討できる。

エントリー:3つのMAが下向きに修正して、短期足チャートで直近安値を実体越えしたとき(56,500ドル付近)
利確:54,200ドルで反発されたとき
損切り::エントリー時の直近高値を実体で超えたとき

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注目ニュース&相場一言アドバイス

CPI後のFRB利下げ観測と、PPI発表を意識してレンジ相場

先日の米国消費者物価指数では、予想を下振れする結果となり、特にクロス円の相場が大きく下落する展開になった。

米CPIが予想を下回ったことで、多くの投資家は「インフレを抑制するための利上げはなし。むしろ景気が停滞しないための利下げの方が優先的=利下げ観測」になる。

利下げが観測されると、投資家たちはより金利の高い資産に移動する動きが強まるため、それによってドル安が発生した。

ドルから逃げる投資家たちは、より利益を求められる場に移動するので、FRBの利下げが観測された場合は、基本的に仮想通貨市場を押し上げる。

デリバティブ基本データ

取引高 +29.80% $56.95B
未決済建玉(OI) +0.30% $29.07B
オプションの出来高 -39.73% $625.97M
オプションの未決済建玉 +2.18% $10.24B
24時間の間に清算されたロング $29.48M
24時間の間に清算されたショート $10.45M

参照:https://www.coinglass.com/ja/currencies/BTC

ファンディングレート(FR)・未決済建玉(OI)分析

参照:https://www.coinglass.com/tv/Binance_BTCUSDT

ロングショート比率

24時間ロングボリューム +25.87% $25.97B
24時間ショートボリューム +26.27% $27.32B

参照:https://www.coing