Telegramが、ソーシャルメディアプラットフォーム上でデジタル商品やサービスのための新しい支払いシステムを立ち上げたことが明らかになった。
これは、「Telegram Stars」と呼ばれるシステムで、ユーザーはAppleやAndroidのアプリ内購入を通じて電子書籍やオンラインコースなどのデジタル商品の支払いを行うことができる。
この点について、TelegramのCEOであるデュロフ氏は、「Telegram Starsはユーザーにミニアプリでデジタルサービスに支払う方法を提供する」と説明。また、アプリ開発者は、仮想通貨取引所フラグメントを通じて、ボットが獲得したスターをオープンネットワークのネイティブトークンTONで引き出すことができるといい、スターを使ってTelegramでアプリを宣伝することも可能となる。
Telegramは、メッセージングプラットフォーム内で実行される「ミニアプリ」と呼ばれる Webアプリケーションを使用する。デュロフ氏によると、長年にわたってこれらの「ミニアプリ」を利用してTelegramで物理的な製品を販売してきており、毎月4億人以上がアプリを利用しているという。
Telegramでは、プラットフォーム上で構築されるアプリが急増している。
1月には、タップしてポイントを稼げるゲーム「Notcoin」がプラットフォーム上でリリースされ、わずか5か月以内で3,500万人のユーザーを一気に獲得した。
また、TONブロックチェーンをベースとしたゲーム「Hamster Kombat」は、Telegram上のミニアプリをタップすることでポイントを獲得でき、1億人以上のユーザーを獲得している。
デュロフ氏は、「これらのミニアプリはユーザーがデバイスにインストールする必要がないため、急速に成長している」と強調しており、今後の同社の動向にますます注目が集まっていく。
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この記事は「Telegram launches in-app digital payments system called ‘Stars’」を参考にしています。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta