コナミデジタルエンタテインメントは、アバランチと協力して新しい非代替性トークン（NFT）プラットフォーム「Resella」を発表した。

このプラットフォームは、NFTの作成、発行、および取引を簡素化することを目指している。

NFT取引の簡素化

アバランチチームによると、ResellaプラットフォームはNFTの作成、発行、および取引を簡素化するために設計されている。

このプラットフォームは、ブロックチェーン技術に初めて触れる人々でも利用しやすくすることを目指しており、外部のWeb3ウォレットや複雑な仮想通貨取引の必要を排除している。

Resellaは日本円での取引をサポートしており、日本のローカル市場のニーズに対応しているが、将来的にはグローバルユーザー向けに機能を拡張する計画もある。

また、開発者はプラットフォームの機能をアプリケーションに統合でき、ユーザーはシンプルなマーケットプレイス体験を享受できる。

伝統的なゲームとWeb3の橋渡し

Resellaは既存のプラットフォームをWeb3空間に移行させることも可能にする。

コナミデジタルエンタテインメントは、Web3技術をよりアクセスしやすくすることで、様々な業界の企業がブロックチェーンの革新を探求できる包括的な環境を作り出すことを目指している。

また、ResellaはWeb3エコシステム内で新しいソーシャル体験を提供することを構想している。

例えば、ゲーム環境からのNFTがイベントチケットや限定ゲーム内コンテンツの解除に使用されるなど、ユーザーのエンゲージメントを高め、より豊かな体験を提供することができる。

効率的な操作と高速な処理

Resellaはアバランチサブネットによって運営され、Ava LabsのAvaCloud Web3ローンチパッドサービスのサポートを受けているため、ユーザーにとってガスコストがゼロであり、一貫した処理速度を保証する効率的な操作が可能である。

これにより、スムーズな取引体験が実現され、NFTソリューションとしての魅力が増す。

ゲーム業界とWeb3の統合の進展

ゲーム業界はWeb3技術から利益を享受しており、両業界の統合をサポートするためのインフラが増加している。

2024年6月18日には、ゲーム特化のブロックチェーンであるRoninが、新しいゼロ知識（ZK）イーサリアム仮想マシン（EVM）レイヤー2チェーンを発表した。

Sky Mavisは、この専用のZKチェーンを導入することで、ゲームスタジオのパートナーが成長し、より多くのユーザーを受け入れることを目指している。

Roninのチームは、トークンスワップ、資産転送、NFT取引をレイヤー1およびレイヤー2ゲーム間で行うことができる統一されたゲームエコシステムを作り出すことを目指している。

＼discordを使って／

仮想通貨のニュースを逃さずチェック