コインベースが新しいスマートウォレットプラットフォームを発表し、ユーザーのオンチェーン体験を一新することを目指している。

コインベース、新しいスマートウォレットの発表

コインベースは、ネットワーク手数料とリカバリーフレーズを排除した新しいスマートウォレットプラットフォームを発表した。

この新プラットフォームは、オンチェーン体験を簡素化し、多くのユーザーがブロックチェーンに参加するのを容易にすることを目指している。

スマートウォレットの利点

「スマートウォレットはシンプルでガスレスなオンチェーン体験を提供する。これにより、マルチチェーン対応と主要アプリケーションとの統合が進み、ブロックチェーンへのオンボーディングが好きなウェブサイトにサインインするのと同じくらい簡単になる。」とコインベースは述べている。

従来のオンチェーン体験は遅く、高価で複雑だったが、スマートウォレットと次世代のレイヤー2ネットワーク(Baseなど)を組み合わせることで、多くの人が簡単に、迅速に、安価にオンチェーンに参加できるようになる。

主な機能

コインベースは、新しいスマートウォレット用のウェブアプリケーションも提供する。このウェブアプリでは、資産管理や身分管理、購入、送金、スワップ、NFT、取引履歴などの機能を利用できるようになる。

スマートウォレットは、まずBase、イーサリアム、Optimism、Arbitrum、Polygon、Avalanche、BNB、Zoraの8つのネットワークをサポートし、今後さらに他のチェーンも統合される予定である。

開発者向けのインセンティブ

コインベースは、開発者がスマートウォレットをアプリに統合することを奨励しており、「Base Gasless Campaign」を通じてガス代クレジットを最大15,000ドル(約235万5,000円)獲得できる。

このキャンペーンにより、開発者はユーザーのトランザクションを無償でサポートできる。

「スマートウォレットは自己管理とオンチェーントランザクションの世界における大きな前進であり、伝統的な自己管理ウォレットの主な懸念に対処し、シームレスで安全、かつ使いやすい体験を提供することで、オンチェーンのやり取りを変革する準備が整っている。」とコインベースは述べている。

開発者やユーザーがこの新しい革新的なソリューションを活用し、オンボーディング体験の簡素化が広範な採用につながることを期待している。

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