『ファイナルファンタジー』や『キングダムハーツ』の開発で知られるゲーム大手スクウェア・エニックスが、そのブロックチェーンゲーム「Symbiogenesis」の次のNFTキャラクターのミントにイーサリアムのレイヤー2ネットワークであるアービトラムを採用することを発表した。

「第2章ではアービトラムを採用し、ガス料金を以前の約1/1000に削減した(入札あたり約1.3円)」と、Symbiogenesisの公式アカウントがツイートした。

NFTキャラクターの新たなリリース

Symbiogenesisは、NFTを中心に展開する物語重視のアドベンチャーゲームで、キャラクターやゲーム内アイテムなどが含まれる。

キャラクターNFTの所有者のみがアクセスできる部分もある。ゲーム全体では10,000体のキャラクターがリリースされる予定だ。

最初の500体のキャラクターは昨年12月にイーサリアム上でリリースされ、名前が「Egg」や「Starvation」、「Wastebasket」などの奇妙なものとしてソーシャルメディアで話題になった。

現在、これらのイーサリアムNFTは二次市場で0.12 ETH(約7万円)以下の価格で取引されている。

新たに1,500体のNFTキャラクターが5月31日(金)からアービトラムで公開オークション形式でリリースされる。

このプロセスは3日間続き、日曜日に終了し、キャラクターは小さなバッチで順次リリースされる予定だ。

スクウェア・エニックスは、オークションに向けて資産をアービトラムワンにブリッジするためのガイドも公開している。

スクウェア・エニックスの今後の動向

これまでのキャラクターNFTはイーサリアムでミントされ、他のゲーム内NFT資産はイーサリアムのサイドチェーンであるポリゴンでミントされていた。

スクウェア・エニックスが今後もポリゴンを使用するのか、完全にアービトラムを採用するのかはまだ不明である。

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