本日の相場では、1時間足チャートで3MAが売り優勢の形を作るも、日足の上昇圧力が同じタイミングにいることで、両トレンドがにらみ合う展開となっている。
このような状況では、現在値が両トレンドの水平線を大きく超えることがブレイクを表す大きなシグナルとなるので、上昇トレンドへのブレイクであれば、まずは68,620ドルを実体越えすることが1つ目のカギとなる。
このラインを大きく超え、短期MAが上向きに修正されていけば、更なる中期的な伸びに期待ができるだろう。そのため今後、ロングでのエントリーを検討する場合は明日以降にMAが転換するまで待つしかないだろう。
エントリー:短期MAが200MAを上振れし、押し目形成→安値切り上げ→直近高値更新を1時間足で確認出来た時(69,500ドル付近)
利確:70,360ドルで反発されたとき
損切り:エントリー時の直近安値を実体で超えたとき
現在の1時間足チャートを見てみると「おっ!今は売りのエントリーが検討できるのではないだろうか?」と考える方もいると思うが、ここで「上位足のワナがいる」ことに注目してほしい。
確かに、1時間足ではきれいに下落のダウを形成しており、4時間足も20MAが下振れたことで、売り転換のシグナルを発している。しかし、ここで日足チャートを見てみると短期MA+水平線の抵抗圧力がいるということわかる。
特に日足80MA(赤ライン)に関しては、過去を見てみてもうまく機能している場面が多いため、長期的な上昇を意識しているトレーダーたちの上昇圧力が引き続き強いことが確認できる。
そのため、コインパートナー目線では今回の展開でのショートエントリーは期待できないため、エントリーなしとなる。
今後、ショートでのエントリーを検討する場合は、水平線67,140を完全に超え、日足のMA圧力が転換したときと考えることができる。
エントリー:水平線67,140の実体越え後に、日足が売り展開に転換し、戻り売りを形成したとき(66,000ドル付近)
利確:64,610ドル付近で反発されたとき
損切り::エントリー時の直近高値を実体で超えたとき
本日のBTC/USDT市場は、1時間足の売り優勢と日足の買い圧力がぶつかり合うことで、相場の方向性が分かりづらい展開となった。しかし、現在のイーサリアム市場の価格調整に伴う形でビットコイン相場も下落していくと考えるアナリストもいるようだ。
また、来週はアメリカ雇用統計などの重要経済指標の発表も控えているため、今後の展開としては大きな変動は見せずに睨み合いが継続していくと予想する。
取引高 | -13.81% | $49.54B |
未決済建玉(OI) | -1.26% | $34.21B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | $15.69M | |
24時間の間に清算されたショート | $7.27M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/currencies/BTC
参照:https://www.coinglass.com/tv/Binance_BTCUSDT
24時間ロングボリューム | +5.51% | $22.01B |
24時間ショートボリューム | +6.29% | $22.56B |
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 Kawakami