Twitter上で「日本のMicroStrategy」として知られる企業メタプラネットは、今週の日本株式市場で他のすべての企業を上回るパフォーマンスを見せている。

過去2日間で、メタプラネットの株価は50%上昇し、月曜日の終値41円から水曜日には90円に達した。

これは、東京証券取引所(TSE)によって設定された1日の最大上昇率を2日連続で達成したことを意味する。

メタプラネットのビットコイン蓄積戦略

世界最大のビットコイン保有企業であるMicroStrategy(MSTR)の後を追い、メタプラネットの新たな企業目標は、できるだけ多くのビットコインを蓄積することだ。

メタプラネットのビットコイン戦略ディレクターであるディラン・ルクレア氏は、「これは株主にとって最も価値のあることだと信じている」と述べている。

「資本市場でのアクレティブな機会を含む、追加のビットコインを取得するためのさまざまなオプションを検討する。」

月曜日に発表されたそのような機会の一つは、承認株式数を300%増やすことを含んでいる。

この戦術はMicroStrategyが複数回利用してきたもので、新株発行により資金を調達し、さらにビットコインを蓄積することで、日本の投資家にとって手数料なしのビットコインETFのような役割を果たす。

ビットコインの長期的な見通し

ルクレア氏はさらに、「短期的な為替レートの変動に関係なく、ビットコインの絶対的な希少性を考慮してビットコインを購入し続ける計画だ。

これは、永続的に弱体化する政治通貨の現実とは対照的だ」と付け加えた。

ビットコインは過去1年間で円に対して193%上昇しており、月曜日には急速に価値を失う通貨に対して新たな最高値を記録した。

株価の急騰

MicroStrategyが2020年8月にビットコインの財務戦略を発表したときと同様に、メタプラネットの株価は先月ビットコインの財務戦略を発表した直後に急騰し、その時価総額は4月初めの20億円から現在の146.3億円に上昇している。

Morgan Creek CapitalのCEO兼CIOであるマーク・ユスコ氏は水曜日にツイートで「メタプラネットに関しては、ビットコインと同じように、最良の戦略はただ買うことだ」と述べている。

ユスコ氏はメタプラネットの取締役会にも名を連ねている。

国際展開の可能性

メタプラネットは現在、東京証券取引所のみで取引されており、米国の投資家へのアクセスは限られている。

しかし、最近MSTR株をLiquidネットワークでトークン化する手助けをしたSTOKRの共同創設者であるアルナブ・ナスカー氏は、メタプラネットに対しても同様の取り組みを検討しており、これにより仮想通貨ユーザーへのグローバルなアクセスが拡大する可能性がある。

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