本日の相場は、先日の米重要経済指標の伸び鈍化を受けて、FRBによる利下げ期待感が高まり、リスクオンによる上昇トレンドが一服する展開となった。
1時間足を見てみると、4時間足抵抗ライン66,500ドル付近での反発確認後に、ロング勢の決済が進み、その後はまちまちの展開となっていることがわかる。
ただ、大きな上昇後も価格調整の意味を込めた大陰線も見当たらないことから、多くの投資家が上昇トレンドの継続を優勢していることも投資家心理で確認できる。
しかし、1時間4時間足ともに200MAから離れすぎていることから、多少の価格調整が発生することは予測できるので、今回のロングエントリーは転換ライン65,150での押し目買いに期待が出来そうだ。
現在は、4時間足以外は上昇優勢のテクニカルだが、4時間足の短期MAも現状が継続すれば上振れする可能性が非常に高いので、全ての時間足が買い優勢となった時は、投資家は長期目線でのロングをエントリーしてもいいだろう。
エントリー:65,150ドルに達した後に押し目を形成し、安値切り上げ→直近高値越えした時(65,500ドル付近)
利確:68,620ドルで反発されたとき
損切り:エントリー時の直近安値を実体で超えた時
先日の米消費者物価指数と小売売上高の結果を受けて、仮想通貨市場はリスクオンによる上昇トレンドになったことから、トライアングルのネックラインを大きく超え、そのまま4時間足200MAも上振れしたため、テクニカルでの下落チャンスは少なそうだ。
ただし、現在の1時間・4時間足の状況を見てみると”現在値が200MAから離れすぎている”ことが確認でき、テクニカルにおいて上位足MAまで戻す価格調整は必ず起きることから、短い期間での小lotショートエントリーは期待できる。
ただし、ショートでの参入を検討する場合は、これまでの上位足水平ラインでの反発を考慮したうえでの小リスクでの参入がベストと考えられる。
現在のテクニカルは買い優勢なので、当分ショートでの戻し売りは見当たらないだろう。
エントリー:200MAまでの価格調整を狙った売りエントリー(65,700ドル付近)
利確:65,150ドルで反発されたとき
損切り::エントリー時の直近高値を実体で超えた時
先日は、米消費者物価指数と小売売上高の伸びが鈍化したことから、9月のFRBによる利下げに期待が寄せられ、投資家たちのリスクオン(リスク資産への参入)の流れが活発になり、仮想通貨市場全体の大きな上昇トレンドが確認された。
現在は、日本時間に掛けて伸びが一服しているものの、今後のUS時間に掛けて再度上昇トレンドが発生するか?あるいは200MAまでの価格調整を込めた下落トレンドが発生するか?のどちらかの展開が確認できるだろう。
現在は、4時間足以外のチャートは買い優勢であり、4時間足の短期MAもあと少しで上昇トレンド側に形作ろうとしているので、今後のマチマチの展開が上昇トレンドを後押しする上では大きなカギとなりそうだ。
取引高 | +86.78% | $82.09B |
未決済建玉(OI) | +8.29% | $32.1B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | $9.63M | |
24時間の間に清算されたショート | $48.76M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/currencies/BTC
参照:https://www.coinglass.com/tv/Binance_BTCUSDT
24時間ロングボリューム | +108.07% | $40.95B |
24時間ショートボリューム | +96.00% | $38.82B |
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 Kawakami