テキサス州仮想通貨自由同盟(CFAT)は、ブロックチェーン協会(BA)と協力して米国証券取引委員会(SEC)を提訴する。

米ブロックチェーン協会とCFATが仮想通貨規制をめぐりSECを提訴

ブロックチェーン協会の新しいプレスリリースによると、2つのグループはテキサス州北部の裁判所にSECを提訴した。

この訴訟は、SECの「ディーラールール」の解釈に焦点を当てたもので、CFATとBAは仮想通貨に害を及ぼす可能性があるとしている。

原告側は、SECによる行政手続法(APA)違反の疑いにより、SECのディーラールールを覆したいと考えている。

さらに原告側は、規制当局がディーラールールの定義を拡大したことが、この用語の歴史的定義に合致していないと批判している。

SECのディーラールールの解釈は、「ディーラー」の定義を拡大し、流動性供給者のような役割を果たす市場参加者を含めることで、登録とより厳しい規制の遵守を要求している。

原告側は、このルールは過度に広範で曖昧であり、仮想通貨市場参加者をディーラーと一括りにする可能性があると批判した。

BAのクリスティン・スミスCEOは次のように指摘した。

「これは、SECがその権限外の規制を違法に行おうとする露骨な試みの最新の例であり、圧縮されたコメント期間に寄せられた多くの懸念に対処する法的義務を回避するものだ。ディーラー・ルールは、SECの反デジタル資産十字軍を前進させ、議会から付与された法的権限の境界を違法に再定義し、米国企業を海外に追いやり、米国のイノベーターに恐怖を煽る恐れがある。」

さらに彼は次のように続けた。

「ブロックチェーン協会とテキサス州仮想通貨自由連盟は、米国のデジタル資産エコシステムの強固な擁護者として立ち上がる。この狂信的な規制当局によってこれ以上の被害が出る前に、我々はSECに対して宣言的判断と差し止めによる救済を求め、彼らのルール拡大を覆し、我々の業界に対するその使用を禁止する。」

BAとCFATはともに、仮想通貨業界の育成に役立つ革新的な規制の導入を主張している。

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