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米CPI発表前の様子見ムードが継続

4度目のビットコイン半減期までの残り10日となったが、今週の相場でも利益確定の売りは減少傾向にある。

また本日は、米CPIの発表を控えており、6月のFOMCでの利下げを判断する上で重要な材料となるため、68,450~69,580ドル内でのレンジ相場から様子見ムードであることがわかる。

CPI発表後は大きな変動の可能性があるが、全体的には半減期前の変動リスクを回避する相場になりそうだ。

ビットコインデータ分析

デリバティブ基本データ

取引高 +0.75% $85.10B
未決済建玉(OI) -2.75% $36.53B
オプションの出来高 -39.73% $625.97M
オプションの未決済建玉 +2.18% $10.24B
24時間の間に清算されたロング $40.68M
24時間の間に清算されたショート $25.15M

参照:https://www.coinglass.com/ja/LiquidationData

ファンディングレート(FR)・未決済建玉(OI)分析

10日のオープンと同時に68,450ドル下抜けをトライしているビットコインですが、下ヒゲを残して抵抗される展開が続いています。また、ファンディングレートも0.01%付近の基準値を推移しており、それに加えて未決済建玉(OI)の大きな数値も見れないので、市場全体としてはCPI発表後まで大きな変動はないでしょう。

参照:https://www.coinglass.com/tv/Binance_BTCUSDT

ロングショート比率

24時間ロングボリューム -4.38% $40.93B
24時間ショートボリューム +3.08% $38.81B

参照:https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio

ビットコインテクニカル分析

BTC/USDT日足チャート

BTC/USDT4時間足チャート

BTC/USDT1時間足チャート

上昇シナリオ

ビットコインは日足72,800ドル反発からの下落相場後に200EMA(白ライン)付近の68,450ドルがサポートとして機能しています。
今後、SQZインジケーターのロング転換と共に、69,580ドルを超えて200EMAのサポートを受けられるかが注目です。

エントリー:69,580ドルラインを突破して、押し目を付けた時
利確:72,800ドル
損切り:68,450ドルラインを実体で突破したとき

下落シナリオ

4時間足の68,450ドルのサポートに触れた後から、ヨコヨコ相場となっているため、ここのサポート勢力の強さがわかります。
4時間足チャートを見てみると、過去の相場で68,450ドルはレジスタンスラインとしても機能していたため、一度突破した後に中長期EMAにタッチできるかが注目です。

エントリー:68,450ドルを突破して、下向きの80EMAライン(赤ライン)の戻り売り
利確:4時間の200EMAにタッチ
損切り:69,580ドルを実体で突破したとき

相場一言アドバイス

半減期が近づいていることや、FOMCの政策決定に重要な材料の発表を控えていることから、投資家たちの様子ムードが強くなっていることがわかります。

また、半減期の直前は大きく変動するとの予測もされているので、取引を検討する際はニュースと照らし合わせながら相場を見ておきましょう。

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