米証券取引委員会(SEC)が1月上旬に承認した11本のスポット型ビットコイン上場投資信託(ETF)の一つ、Hashdex Bitcoin ETFが取引を開始した。

同ファンドはHashdex Bitcoin Futures ETFから転換し、NYSE Arca取引所で取引されている。

HashdexビットコインETFが取引を開始|11番目のビットコインETF

Hashdex Asset Managementは、ビットコイン先物上場投資信託(ETF)をスポットビットコインETFに転換完了した。

同社は火曜日に、Hashdex Bitcoin Futures ETFの名称をHashdex Bitcoin ETF (NYSE Arca: DEFI)に変更したことを発表した。

ハッシュデックス・ビットコインETFは、1月10日に米証券取引委員会(SEC)により承認された11のスポット・ビットコインETFの1つであるが、他のETFのように翌日には取引を開始しなかった。

「今後、通常の市場環境下では、ファンドの投資方針は、ファンドの資産の少なくとも95%がスポットビットコインに投資されることが予想されるように、現物ビットコインの保有を最大化することである。ファンドの残りの資産の最大5%は、CMEで取引されるビットコイン先物契約と現金および現金同等物に投資することができる。」とHashdexは説明している。

同社が新たに転換したスポットビットコインETFでは、Hashdexがデジタル資産アドバイザーを務め、Tidal Investmentsがスポンサーとなる。

さらに、Tidal ETF Servicesがファンドの管理者を務め、Bitgoがビットコインのカストディアンを務めると、同社は説明している。

Hashdexの共同設立者兼CEOのマルセロ・サンパイオ氏は次のようにコメントしている。

「2018年の創業以来、Hashdexはビットコインが世代を超えた機会であると強く信じてきた。この確信が、投資家がこの変革資産を理解し、ブロックチェーンエコシステムに規制された形で参加できる商品を提供することに、私たちが継続的に注力する原動力となっている。」

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