「当社は、顧客の真の問題解決に役立つデジタル資産分野のソリューション開発に注力している」、とブラックロックは述べている。

ブラックロックがイーサリアム上のトークン化された資産ファンドを発表

投資の大手ブラックロックはトークン化された資産ファンドについて水曜日に情報公開した。

このファンドは「BUIDL」と名付けられ、イーサリアムネットワーク上に構築され、パブリックブロックチェーン上で発行される同社初のトークン化されたファンドである。

「BUIDLは、ブロックチェーン上での所有権の発行と取引を可能にし、オンチェーン・オファリングへの投資家のアクセスを拡大し、瞬時で透明性の高い決済を提供し、プラットフォーム間での移動を可能にすることで、投資家に重要なメリットを提供する。」とブラックロックは発表の中で述べている。

ブラックロックによると、このファンドの初期投資の最低額は500万ドル(約7億5710万円)だという。

これは、昨日公表されたSECへの提出書類に明記された金額よりもかなり高いハードルである。

証券免除公募通知書にはファンドの規模は明記されていなかったが、外部投資家からの最低投資額は10万ドル(約1510万円)とされていた。

イーサリアムと伝統的な市場との橋渡しをするために、ブラックロックは投資運用と投資サービスの世界的なプロバイダーであるバンク・オブ・ニューヨーク・メロンの協力を得ている。

BNYメロンは、ファンドの資産のカストディアンと管理者を務める。

ブラックロックはまた、SEC登録の証券代行業者であるSecuritize Markets, LLCを起用する。

この取引の一環として、ブラックロックはSecuritizeに戦略的投資を行い、ブラックロックの戦略的エコシステムパートナーシップのグローバルヘッドであるジョセフ・チャロム氏がSecuritizeの取締役に任命された。

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