ブラックロックのリック・リーダー最高投資責任者(CIO)が、ビットコイン(BTC)の保有を増やす可能性があると語った。

ブラックロックはビットコインへの投資を増やす可能性|CIOが発言

ウォールストリートジャーナルのポッドキャスト「テイク・オン・ザ・ウィーク」で、ブラックロックでグローバル債券を監督し、グローバル・アロケーションの責任者を務めるリーダー氏は、資産運用大手はBTCを「ごく少量」しか保有していないと語った。

しかし、ブラックロックのBTCへのエクスポージャーは、時価総額トップの仮想通貨に対する世論の動向とともに変化する可能性があるとCIOは語る。

「BTCが資産配分の枠組みの大きな部分を占めるようになるかどうかは、時間が経てば分かることだ。仮想通貨を資産として採用する人が増えれば増えるほど、アップサイドの可能性は高くなると思う。もし、より多くの人々が仮想通貨を受け入れるようになれば、仮想通貨を所有し、購入し、売却し、清算することをより快適にするために活用できる手段が増えることになる。」

現在世界最大の資産運用会社であるブラックロックは、先月iシェアーズ・スポット・ビットコイン上場投資信託(ETF)の立ち上げに成功し、その裏付けとして数十億ドル相当のBTCを蓄積していると報じられている。

CNBCのSquawk Boxのインタビューの中で、ブラックロックのCEOラリー・フィンク氏は、ビットコインは不確実な時代から身を守ることができる正当な価値貯蔵資産であると信じていると語った。

「私は(ビットコインを)信じている。ビットコインが通貨になるとは思っておらず、資産クラスだと信じている。私たちはデジタル通貨を作ると思う。そのためのテクノロジーを使う。ブロックチェーンを使って。人々が地政学的リスクを恐れたり、自分自身のリスクを恐れたりすれば、世界がもっと怖くなれば(ビットコインは)上がると思う。何千年もの間、金が象徴してきたものと何ら変わりはない。それはあなたを守る資産クラスだ。そして、新たな金を製造する金とは異なり、ビットコインの製造量はほぼ限界に達している。」

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