アービトラムコミュニティは、助成金プログラムの予算を7000万ドル（約10億円）以上に拡大し、合計56のプロジェクトを支援する。

アービトラムが2300万ドルの追加予算を可決、助成金申請者に資金を提供

アービトラムDAOは、最新の短期インセンティブプログラム（STIP）で承認されたすべてのプロジェクトに資金を提供するため、数百万ドルの追加トークンの払い出しを確認し、予算を2340万ドル（約34億円）増加させた。

11月18日から12月2日にかけてアービトラムコミュニティによって投票されたこの提案は、助成金として承認されたものの、STIPの上限である5000万ARBトークンのために資金が提供されなかったプロジェクトに追加資金を分配することを求めていた。

先日の投票により、2340万ドル（約34億円）相当の2110万ARBトークンが、さらに26のプロジェクトに分配されることになる。

この追加資本は2億1670万票の賛成票に対して7310万票の反対票で承認され、STIPの総予算は7140万ARBトークンとなった。

このラウンドでは、「多様な新興ビルダーを支援」し、新しいプロジェクトを歓迎する環境を整えるため、56のプロジェクトに資金が提供される。

アービトラムは、イーサリアムブロックチェーン上のトランザクションを拡張するために設計されたレイヤー2ネットワーキングであり、より迅速かつ低コストでの資金移動を可能にする。

このプロトコルはARBトークンの保有者によって管理され、取引手数料を通じて収益を生み出している。

新しい予算には、ゲインズネットワーク（450万ARB）、ワームホール（180万ARB）、スターゲイトファイナンス（200万ARB）への資金提供が含まれている。

PancakeSwapは、STIPのKnow Your Customer（KYC）要件のため、200万ARBの提案を取り下げた。

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