コインベースCEOブライアン・アームストロング氏は、ビットコインETFの承認について「承認に近づいているように感じる」と語った。
ビットコインのスポットETFは、SECによる度重なる反発にもかかわらず、仮想通貨業界にとって念願のものとなっているが、Coinbaseのブライアン・アームストロングCEOは、近々承認されるだろうと「かなり楽観的」である。
アームストロングCEOは、この件に関して「独自の、あるいは内部的な情報」は持っていないと強調しながらも、「公に読み取れる限りでは、(中略)承認に近づいているように私には感じられる」と語った。
「私は、来年にはETFで何らかの承認が下りるのではないかと、かなり楽観的に考えている」と彼は付け加えた。
手始めに、アームストロング氏はSECの裁判での失敗を指摘した。
10月、米連邦控訴裁判所はSECに対し、デジタル資産運用会社グレイスケールのGrayscale Bitcoin Trust(GBTC)をビットコインETFにスポット化する申請を審査するよう命じた。
SECはグレイスケールの申請を拒否することはできるが、先物ビットコイン市場がスポット市場と十分に密接に関連していないという、これまでの主張とは関係のない新たな理由を見つける必要がある。
先週、SECはグレイスケールとその申請について話し合った。
今週初め、SECはフランクリン・テンプルトンとハッシュデックスのETF申請について、1月1日の決定期限を前に入札を延期した。
ブルームバーグのアナリストは、この延期により、1月10日までに行われるであろう同時ETF承認への「明確な道筋」が開けたと示唆した。
13のビットコインETF発行予定者のうち、10社がカストディアンとしてコインベース(Coinbase Custody)を選択しており、これには昨日SECに申請書を提出した新規参入者のパンド・アセットも含まれている。
つまり、コインベースはファンドに代わって数十億ドル相当のビットコインを保有する可能性があるということだ。
アームストロング氏は、1つのカストディアンに多くのビットコインが集中することはリスクであるとの指摘に反論した。
「(カストディアンに選ばれたことは)コインベースと、人々がコインベースに寄せる信頼を裏付けるものだと思う。コインベースは過去10年間に数百億ドルの仮想通貨を保管してきた。」
同氏は、フィデリティがビットコインの自己カストディを計画していることを指摘した。
また、仮想通貨取引所ジェミニも、ヴァンエックのETF申請のカストディアンとして、この争いに参入している。
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著者: CoinPartner 編集部 News_writer