先週、分散型取引所(dex)Thorchainの取引活動が大幅に急増し、取引量が18億5400万ドル（約2770億円）に達した。

データによると、Thorchainは現在、人気のあるdexプロトコルであるUniswapとPancakeswapに続く、取引量第3位のdexである。

Thorchainが分散型仮想通貨取引所ランキングで3位に浮上

分散型金融（defi）の世界では、Thorchainが注目すべき取引量を記録している。

Thorchainは分散型クロスチェーンインフラストラクチャであり、様々なブロックチェーンネットワークにおけるネイティブアセットの決済を促進する。

Thorchainによって、ユーザーはサポートされているチェーン間でネイティブ資産をスワップしたり、スワップから利回りを得るために資産を預けたりすることができる。

defillama.comから引用された統計によると、Thorchainは今週3番目に大きなDEXであり、総ボリュームは18億5400万ドル（約2770億円）であった。

Uniswapは120億2100万ドル（約1兆7950億円）、Pancakeswapは約29億7400万ドル（約4440億円）だった。

Thorchainは現在17の取引ペアをサポートしており、今週末はBTC/RUNEがトップペアとなった。

ThorchainのネイティブトークンであるRUNEは、決済、ガバナンス、ノード結合に利用されている。

11月16日、Shapeshiftの創設者であるErik Voorhees氏は、Thorchainのビットコイン取引量の増加について投稿した。

Thorchainの支持者であるVoorhees氏は、ソーシャルメディアプラットフォームX（旧Twitter）でこの話題を繰り返し取り上げている。

「世界のBTCスポット取引の2％は、もはや中央集権的な仲介業者を経由していない。」と彼は述べている。

その成果にもかかわらず、Thorchainは論争に直面しており、特にFTXハッカーがThorswapを通じて数百万ドルを送金した際には大きな話題となった。

Thorswapは翌週に運営を停止し、不正取引を抑制するための修正を導入した。

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