Coinbaseのブライアン・アームストロング最高経営責任者(CEO)は、Coinbaseには「品質へのこだわり 」を求めて、より多くの機関投資家が参入し、登録していると指摘した。

同幹部は「2024年以降に別のSEC委員長が就任する可能性もある」と付け加えた。

ブライアン・アームストロング氏、仮想通貨規制について議論

仮想通貨取引所CoinbaseのCEOであるブライアン・アームストロング氏は、金曜日のYahoo Financeとのインタビューで、仮想通貨規制やステーブルコインを含む様々なトピックについて議論した。

米国における暗号規制のタイミングと性質に関する質問に対し、アームストロング氏は次のように述べた。

「いくつかの方法がある。一つの方法は裁判所だ。裁判の結果に関係なく、裁判所が明確化することができる。規制当局がそれを提供するつもりがないのであれば、判例法を作成することも一つの方法だ。」

「もうひとつの方法は、議会を通じて行うことだ。議会は今、この問題に非常に熱心に取り組んでいる。」と彼は強調し、議会でいくつかの仮想通貨法案が検討されていることを指摘した。

さらにアームストロング氏は、商品先物取引委員会(CFTC)が「一歩踏み出し、より大きな権限を主張する可能性がある」と指摘し、「また、2024年以降にSECの委員長が交代する可能性もあると思う。」と付け加えた。

より多くの機関投資家が仮想通貨に参入すると予想

Coinbaseの取引量について、アームストロング氏はこう明かした。

「少し減っている。しかし、我々はこのようなサイクルに慣れていないわけではない。だから、価格が上がれば、明らかに、より多くの個人投資家の関心が高まる。この下げ相場で興味深いのは、ある種の質への追求というのが実際に見られるということだ。」

さらに彼は次のように続けた。

「そのため、より多くの機関投資家が参入し、私たちのオンボーディング・プロセスに参加している。まだ巨額の資金を動かしているわけではなくても、投資への参加は進んでいる。」

機関投資家が仮想通貨に多額の資金を投資する前に待っている要因について、アームストロング氏は次のように述べた。

「ブロックチェーンがよりスケーラブルになり、規制が明確になり、裁判が起こるかもしれない。そして、その時点で実際にさまざまな額の資本が入ってくるようになると思う。」

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