仮想通貨取引所Bitstampは、米国における「規制の力学」により米国投資家向けイーサリアムステーキングを終了決定を下したとしている。

Bitstamp、米国投資家向けイーサリアムステーキングを終了

デジタル資産取引所であるBitstampは本日、米国の顧客に対するイーサリアムのステーキング・サービスを来月停止すると発表した。

水曜日の声明の中で、Bitstampは9月25日から米国の顧客へのステーキング報酬の提供を停止すると述べた。

ルクセンブルクに拠点を置くこの取引所は、その理由として、現在米国で行われているサービスに関わる規制のためであると述べている。

Bitstampの米国CEO兼グローバルチーフコマーシャルオフィサーであるボビー・ザゴッタ氏は、「米国における現在の規制の動きを考慮し、Bitstampは米国在住の顧客に対するステーキングを中止する決定を下した」と述べた。

ステーキングとは、ブロックチェーンのネットワークを維持するために仮想通貨を「ロックアップ」するプロセスである。

イーサリアム(ETH)のようなプルーフ・オブ・ステーク資産は、特定のブロックチェーンのアドレスに仮想通貨を送ることでネットワークに仮想通貨を預け、報酬を受け取ることができる。

Bitstampは、顧客は9月25日までステーキング報酬を獲得し続けるが、それ以降はすべてのステーキング資産はステーキングされなくなると付け加えた。

その後、ユーザーのBitstampウォレットに入金されるという。

同取引所は今月初め、米国の顧客がAxie Infinity(AXS)、Chiliz(CHZ)、Decentraland(MANA)、Polygon(MATIC)、NEAR Protocol(NEAR)、The Sandbox(SAND)、Solana(SOL)をプラットフォーム上で取引できなくなると発表した。

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